国内外の上質な食材や食品が揃う、ちょっと贅沢なスーパーマーケット『成城石井』。実は「ピザ」がとても美味しいことをご存じでしょうか? 冷蔵・冷凍・お総菜と、さまざまな角度からクオリティの高いピザが販売されています。

 ただ、あまりにも種類が多くて「どれを買うべきか悩む」との声もちらほら。そこで今回は冷蔵・冷凍・お総菜の3カテゴリーの中から1種類ずつ、店員さんおススメの成城石井「自家製ピザ」をピックアップしてご紹介します。

お総菜代表:大人の照り焼きチキンピッツァ

862円(税込)
862円(税込)

 まず、お惣菜担当の店員さんが「一番オススメ!」と教えてくれたのが「照焼きチキンの葱マヨコーンの和風ピッツァ」。お店で焼き上げている直径約25cmの大きめのピザで、具材には「照焼きチキンリコッタ、コーン、ミックスチーズ、九条ねぎ、マヨネーズ、パルミジャーノレジャーノ、きざみ海苔」が使われています。

「自家製タレに漬けこんだ鶏モモ肉の照り焼きに九条ネギやコーン、マヨネーズと合わせて焼き上げた」とのこと。照り焼きチキンやマヨコーンと聞くと子ども向けピザを想像してしまいますが、そこはやはり『成城石井』。上品な大人のピザとしてうまくまとまっています。

 全体的に味付けは濃くなく、照り焼きの甘さも控えめです。マヨネーズもまったくクドくないので女性でも一枚完食できそうなほどライトなピザですが、計算しつくされているのか、コーンがかなり良いアクセントとなって満足度は十分。

 店員さんのおススメポイントが「時間がたっても味が落ちない」ことだったので、あえて時間を置いて食べてみましたが、おっしゃるとおりとっても美味しかったです。

開発期間1年の渾身作! 冷蔵ピザなら定番の味「マルゲリータ」をチョイス!

539円(税込)
539円(税込)

 こちらの「モッツァレラとパルミジャーノのピッツァマルゲリータ」は、9月27日に発売されたばかりの新商品。今まさに『成城石井』全体でおススメされている商品です。

ポップにはこれまでみたことがない数の「おすすめシール」がびっしり。オススメ度合いが見て取れる
ポップにはこれまでみたことがない数の「おすすめシール」がびっしり。オススメ度合いが見て取れる

 定番のマルゲリータだからこそ個性を出すことが難しいですが、『成城石井』が約1年間の開発期間をかけたという肝入りの商品です。

 生地には甘みと弾力が特徴的なデュラム・セモリナ小麦を80%使用。さらに自家製トマトソース、モッツァレラ、パルミジャーノレジャーノに有機エクストラバージンオリーブオイルという贅沢な組み合わせで、539円とは思えないクオリティに仕上がっています。

[食楽web]
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 濃厚なトマトの風味と、旨みがぎゅっと詰まったチーズがとにかく旨い! 小麦の香ばしい香りがする生地はパンのようにふかふかで、食べ応えがあります。日本で販売されている冷蔵ピザで本格的なデュラム・セモリナ小麦を使用しているものはほとんど見かけないので、『成城石井』で簡単に購入できるのは嬉しいですね。

 化学調味料不使用ですが、期限も製造日から11日と比較的余裕があるので、冷蔵庫にストックしておくのもおススメです。

冷凍品ピザなら「海老とブロッコリーのジェノベーゼピッツァ」

863円(税込)
863円(税込)

 こちらは冷凍ピザのため、一度常温または冷蔵庫で解凍してからオーブンで焼き上げます。焼くとシーフードピザのような海鮮の良い香りが漂います。

 一番驚いたのが冷凍なのにブロッコリーが美味しいこと! まるで生ブロッコリーを使ったかのように嫌な水分を感じず、しっかりとした歯ごたえとフレッシュさがあります。海老もぷりっぷりでした。

 海老をはじめ、全体的に塩味が効いているのでお酒にも合いそうですが、バジルの風味はそこまで強くないので子どもでも美味しく食べられるはず。マルゲリータと同じく食べ応えのある生地で、お腹を満たすにも十分でしょう。863円で本格ジェノベーゼピザが食べられるのであれば一度試してみる価値ありです。

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『成功石井』のピザは、本場イタリア直輸入のものや成城石井自家製など、全体的にレベルが高いものばかりですがコスパ抜群。選ぶのに困った時は、ぜひ今回ご紹介した3つの中から選んでみてください。絶対に失敗しないピザであることをお約束します!

(撮影・文◎佐々木 舞)

●著者プロフィール

佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。

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