マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の日本公開日が2023年2月17日に決定。さらに次の「アベンジャーズ」の新作映画にも出演するヴィランカーン”が登場する特報が全世界解禁となった。

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 本作の主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズアントマン。宇宙の生命の半分が消されていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカや、天才トニー・スタークアイアンマン)らに伝えた。これをヒントアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へつながるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた。

 にもかかわらず、今回解禁された特報では“アントマン”ファンの子どもとハイタッチをするも、彼がアントマンであることは気づかれず、コーヒーショップの店員には「ありがとう スパイダーマン!」と間違われる始末。そんな現状を受け入れつつ、愛するホープワスプ)、娘のキャシーら家族とともに幸せな日々を過ごしていた。しかし、実験中に事故が起こり、スコット・ラングアントマン)、ホープ、キャシー、ピム博士(ホープの父、初代アントマン)、ジャネット(ホープの母、初代ワスプ)は量子の世界に引きずり込まれてしまう。誰も到達したことのない、想像を超えた世界で「手を貸すならば、家に帰してやる。さぁ どうする?」と接触してきた男こそが、カーンだった。

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後が舞台なだけに、『アントマン』(2015)の時にクビになったサーティワンアイスクリームで“世紀の従業員”として表彰されるシーンがあるなどユニークな部分はそのままに、人々の想像を絶する圧巻の量子宇宙の世界が描かれる。

 本作の監督は「アントマン」シリーズ前2作品を大ヒットへ導いたペイトン・リードが続投。脚本は次のアベンジャーズ映画作品『アベンジャーズカーン・ダイナスティ(原題)』も担当することがうわさされるジェフ・ラブネス。キャスト陣は、ポール・ラッド(アントマン)、エヴァンジェリンリリーワスプ)、マイケルダグラスハンク・ピム)、ミシェルファイファー(ジャネット・ヴァン・ダイン)、ジョナサンメジャース(カーン)、キャスリン・ニュートン(キャシー)に加え、役柄は不明だがハリウッドレジェンド俳優ビル・マーレイも参戦(量子物理学を扱った名作『ゴーストバスターズ』に出演)。

 ケヴィン・ファイギは「これはとても“ビッグ”な映画です。今までの映画とも違い、次の『アベンジャーズ』に直結する作品です」と、本作の重要性を明言。さらにアントマンを演じるポール・ラッドも「ちっぽけなヒーローが巨大な事をするんです。僕らがこれまでにお届けしたものと全然違います。そして(カーンを演じる)ジョナサンメジャースは最高」と語っている。

 映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、2023年2月17日より全国公開。

映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』US版ティザーポスター (C)Marvel Studios 2022