2022年10月15日と16日の2日間、よしもと祇園花月など複数の会場で開催された「京都国際映画祭2022」。期間中は各施設でさまざまな上映やライブイベント、ワークショップなどが行われ、いずれも大盛況となった。本記事では、それらを彩った魅力溢れる出演陣たちにクローズアップ。

【写真を見る】暁月ななみ、青の大胆ドレスで登壇

「京都国際映画祭」といえば“映画もアートもその他もぜんぶ”をテーマに、新しいモノ・コトに積極的に取り組む姿勢が特徴的な映画祭だが、駆けつけた出演陣の顔ぶれが非常に多彩…という点も、語るうえで欠かせない見どころのひとつ。

そのなかでも特に印象的だったのが、「怪奇タクシー 風の夜道に気をつけろ!」に出演し、上映後の舞台挨拶にも参加した熊田曜子。深くスリットの入ったセクシーなドレス姿で登壇するや、客席の視線はくぎ付けに。映画の作風とは裏腹に、撮影時の思い出や、台本の読み合わせを長女が手伝ってくれたことなど、さまざまなエピソードが語られ、和気あいあいとした雰囲気の催しとなった。

また、15日に行われた「よしもとSDGs LIVE2022」には、オズワルドやロングコートダディニッポンの社長、天才ピアニストをはじめとした人気芸人が勢ぞろいし、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにネタバトルを展開。

他にも、京都府内にあるイオングループの各店舗では、両日にわたり「帰ってきた!イオンモールよしもとスペシャルお笑いライブ」というコラボイベントを開催。こちらにも和牛やアインシュタインミルクボーイニューヨーク、ぼる塾といったそうそうたる顔ぶれが集結し、会場を盛り上げた。

そうして16日の最後には“全イベントの締めくくり”として「京都国際映画祭2022」授賞式も実施。日本映画界の発展に寄与した映画人を表彰する牧野省三賞を北大路欣也が、国際的な活躍が期待される俳優を表彰する三船敏郎賞を竹野内豊が受賞し、それぞれが受賞の喜びと今後の活動に対する意気込みを語った。

このようにイベントも満載で、多くの映画ファンやお笑いファンからも支持されている「京都国際映画祭」は、来年でいよいよ10周年を迎える。はたして2023年の開催時には、どのような企画が催されるのか?まだ少し気が早いかもしれないが、今後の展開にも大いに期待したい。

取材・文=ソムタム田井

セクシーなドレス姿で舞台挨拶に登壇した熊田曜子/撮影:ソムタム田井