店頭に並んだPOPには、その店の雰囲気や、担当者の好みが如実に反映されるもの。中には思わず、作成者に「画伯」の称号を与えたくなってしまうハイクオリティなPOPも存在する。
現在ツイッター上では、野菜売り場に出現した「最高すぎるPOP」に、称賛の声が寄せられているのをご存知だろうか。
■「トマト売り場にコレはずるい」
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・まやしさんが投稿した1件のツイート。
「トマト売り場にコレはずるいな」と、意味深な1文の綴られた投稿には、店頭の青果売り場で撮影したと思しき写真が添えられており、商品のトマトが確認できる。
なお売り場には、厚紙で作成されたPOPが設置されており、こちらには「あなたもわたしもトマト食べてみて…!」という台詞を呟く、女性キャラクターのイラストが…。
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■「絶対買うやん」と称賛の声
こちらの光景を見てピンと来なかった人もいるかと思うが、件のツイートは投稿から数日で3,000件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。
また他のツイッターユーザーからは「こんなの絶対買うやん」「担当者、分かってるなぁ」「でもこれ触ったら怒られるんですよね…」「商売上手すぎる(笑)」といった声が多数寄せられていたのだ。
果たして、ツイート投稿主・まやしさんはどこでこちらの光景を目撃したのか。そしてなぜ、件のPOPはここまで大きな話題を呼んでいるのか…。
■ここ最近、ネットで「トマト」が熱いワケは…
トマト売り場にコレはずるいなd('∀'*) pic.twitter.com/YGuEw3931Z
— まやし (@mayashi205) October 20, 2022
POPに描かれた少女の正体は、今月2日より放送スタートとなったテレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』主要キャラクターのミオリネ・レンブランである。
同作は「女性主人公」や「学園が舞台」など、ガンダムTVシリーズにおける初の試みとなる要素が多く放送開始前から注目が集まっており、記念すべき第1話では、ミオリネの境遇に関する印象的なシーンでトマトが登場するのだ。
そのため「トマト=水星の魔女を象徴する食材」といっても過言ではなく、多くのガンダムファンが前出のPOPデザインに胸を熱くしたワケである。なお、まやしさんはこちらの粋なPOPを、福島県福島市にある某「道の駅」にて発見したそうだ。
■それにしてもヨドバシ、ノリノリである
『水星の魔女』は、2017年に最終話が放送された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』以来、5年ぶりとなる新作の『ガンダム』シリーズアニメ。
まさにガノタ(ガンダムオタク)にとっては「待望」となる作品で、ヨドバシカメラをはじめとする様々な店舗にて「水星の魔女インスパイア」な展示が日々発見されているのだ。
これまで「ガンダム未履修」であった人物でも大いに楽しめる内容となっているので、今回のPOPで興味を抱いた人はこれを機に、ガンダムの沼に肩まで浸かってみてほしい。
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