約10年間の工事で地下化されます。

今年6月に事業認可

相模鉄道は2022年10月26日(水)、本線の鶴ヶ峰駅周辺の約2.1kmを地下化する連続立体交差事業について、11月下旬に着工すると発表しました。

これは横浜市の都市計画で実施する事業で、区間内の10か所の踏切を除却することで、踏切事故と交通渋滞の解消などを図ります。1月に都市計画決定が行われ、6月に事業認可を取得していました。

地下化されるのは、二俣川駅東側の保土ヶ谷バイパス交差部付近から、鶴ヶ峰駅を経て、西谷変電所付近まで。新しい鶴ヶ峰駅は、地下3階に2面2線のホームが位置する構造となります。大部分はシールド工法によりトンネルが掘り進められ、駅部など一部が地上から開削される工法となります。

当該区間の踏切は朝夕を中心に1時間あたり40分以上遮断されている「開かずの踏切」状態となっており、水道道を含め周辺道路の混雑緩和に期待がかかります。完成は2033年度の予定です。

相鉄11000系電車(画像:相模鉄道)。