株式会社Sound One(社長 後藤 泰宏)は、音の感性評価を簡単に実施できるWebサービス「Sound One」(URL:https://sound-one.net/)の提供を9月30日より開始しました。

「Sound One」は、評価したい音をWeb配信することで、その印象を広く集めることができるサービスです。ブラウザ上で起動し、デバイスやOSに依存せずに聴感テストを行うことができます。また従来はテストに多大なコストがかかっていましたが、本サービスは、簡単かつ迅速に、多くの人から印象を集めることができます。
当社は本サービスを皮切りに、データ事業領域への展開を図りたいと考えています。3年以内に売上高1億円を目指します。
独自の聴感評価手法を採用

ターゲットマーケティングが重要視されている昨今、サービスや製品の価値は利用者の個性と切り離して考えることが難しくなってきています。そこでSound Oneは以下のような聴感評価手法を採用しました。
・モニターから集計した聴感印象を分布表示させることでモニターの個性を可視化
・モニターの聴感印象の傾向を「年代」や「性別」で捉えるフィルターを採用

オーディオテストの結果

主な機能
さまざまなシーンの音を手軽に収録し、データを一括管理。聴感印象を評価するオーディオテストの実施まで、すべてをWebブラウザ上でシームレスに行うことができます。

1.「レコーダー」:テストしたい音を録音
聴感テストに必要なデータを収録します。スマートフォンや外付けマイクでも収録が可能です。
レコーダーの収録画面
2. 「ドライブ」:音や画像データをアップロード
収録した音データはその場でクラウド上の「ドライブ」にアップロードすることができます。他ユーザーとのデータ共有も簡単に行うことができます。
ドライブ

3.「エディター」:音データの編集、作成
「ドライブ」に保存した音データは、カット編集やグラフィックイコライザを用いた音色の調整等が可能で、モニターに聴いてもらう音を簡単に編集できます。
オクターブ解析
4.「オーディオテスト」:聴感テストの作成、モニターへの招待通知
テストしたい音と、音の印象を表す評価語を選んでオーディオテストを作成し、モニターにメールやテストURLでテスト参加の招待を通知します。モニターが5段階で評価した音の印象と音の特徴の相関関係の数値化や評価の分布を確認することができます。
オーディオテストの作成
活用事例
・クルマの「ドア閉め音」の聴いた印象を集め、モニター属性による好みの分布を可視化したい。
・ブランドを象徴するサウンドがどんなユーザーに刺さるか調査したい。
・公共空間や工業製品などで使用されている「サイン音」の印象を調べたい。

【90日間トライアルプラン(Sound Oneリリース記念)概要】
  • アカウント数:1
  • 使用可能機能:全標準機能、モニター参加
  • データ容量 :1GB/1アカウント
※2023年1月より定額のサブスクリプションプランを開始予定。本トライアルプランでアップロードおよび作成したデータはサブスクリプションプランに移行後も利用可能です。


株式会社Sound Oneについて

株式会社小野測器のグループ会社として2022年8月30日に設立。今後さらなる拡大が予想されるSaaS市場において、小野測器で長年培った音に関する感性評価と音響解析の技術をベースとした事業展開を行っていく予定です。

配信元企業:株式会社Sound One

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