メイン画像

向こう1か月、11月7日の「立冬」の頃に東日本を中心に寒気が流れ込み、寒くなるでしょう。そのあとも、西高東低の冬型の気圧配置になることがあり、厳しい寒さになる日があるかもしれません。

向こう1か月 寒気が流れ込む時期あり

きょう27日、気象庁は1か月予報を発表しました。

向こう1か月(10月29日11月28日)は、期間を通しては、ほぼ平年並みの気温となりそうです。
ただ、11月7日の「立冬」の頃は、大陸の高気圧の張り出しが強まり、東日本を中心に寒気が流れ込みやすい時期があるでしょう。

「立冬」の頃に寒気 北陸・関東甲信・東海を中心に寒くなる

11月に入る頃にかけて、本州付近は高気圧に覆われやすく、九州から近畿、東海、関東甲信は、平年に比べて晴れの日が多い見込みです。極端な寒さはなく、小春日和になることも多いでしょう。

11月7日は、二十四節気の「立冬」で、暦の上では、冬になります。
「立冬」の頃になると、東日本を中心に寒気が流れ込みやすくなるでしょう。日本海側には、寒気に伴う雪雲や雨雲が流れ込み、太平洋側では冷たい北風が吹きやすくなる見込みです。
北陸や関東甲信、東海では、暦通り、冬本番の寒さになるかもしれません。一方、沖縄・奄美では、寒気の影響を受けにくく、気温は平年よりやや高い傾向です。

11月中旬~11月の終わり頃 一時的に厳しい寒さになる可能性も

11月中旬から11月の終わり頃にかけて、西日本や東日本を中心に高気圧に覆われやすいですが、西高東低の冬型の気圧配置になることがあるでしょう。偏西風が日本付近で南に蛇行し、寒気が流れ込む時期もありそうです。
全国的に平年並みの気温が予想されてはいますが、寒暖の変動が大きく、寒さが厳しくなる日もあるかもしれません。

そろそろ暖房器具の点検をしたり、冬支度を進めておくとよいでしょう。

1か月予報 「立冬」の頃に寒気流入 そろそろ暖房器具の点検など冬支度を