2022年10月25日にファン・イベントに登場したアデルが、テイラー・スウィフトに関する質問を受け、彼女を“当代きってのソングライター”と絶賛した。

 自身の「アイ・ドリンク・ワイン」のミュージック・ビデオが公開された記念イベントで、テイラーの『ミッドナイツ』を聴いたかと聞かれたアデルは、「聴いてない」と述べつつも、「でもそれは、リハーサルを1日12時間くらいやっているからであって。でもテイラーは当代きってのソングライターの一人だと思うから、必ず聴いてみる」と答えた。

 さらに彼女は、「新型コロナ中の2作はすごく、すごく好きだった」と、テイラーの2020年の『フォークロア』と『エヴァーモア』に言及し、「あと彼女は楽しいよね、リリースを楽しくしてる!」と続けた。

 テイラーの10thスタジオ・アルバム『ミッドナイツ」は、その熟考されたリリース戦略も功を奏し、2017年の『レピュテーション』以来、初週に全米で100万枚以上を売り上げた初のアルバムとなった。また、『ミッドナイツ』は、2015年のアデル自身の『25』以来となる最大週間アルバム換算ユニットを記録している。

 一方、アデルは再びビヨンセと【グラミー賞】で対決することになりそうだ。2017年に『25』とビヨンセの『レモネード』が<年間最優秀アルバム>部門で直接対決した時はアデルに軍配が上がったが、2023年の【グラミー賞】ではアデルの『30』とビヨンセの『ルネッサンス』が同賞にノミネートされる可能性が非常に高い。2017年当時、アデルは涙の受賞スピーチビヨンセを“私の生涯のアーティスト”と呼び、敬愛する音楽仲間にエールを送っていた。

アデル、テイラー・スウィフトを“当代きってのソングライター”と絶賛