ベシクタシュは26日、ヴァレリアン・イスマエル監督(47)の解任を発表した。

一昨シーズンはスュペル・リグとテュルキエ・クパスの国内2冠を達成したベシクタシュ。しかし、昨シーズンは開幕から深刻な低迷に陥り、昨年12月にセルゲン・ヤルチン前監督が辞任。これを受け、クラブは今年3月にイスマエル監督を招へい。同シーズンの残り8試合は3勝4分け1敗の数字を残した。

迎えた今シーズンはMFデレ・アリやFWウート・ヴェグホルスト、DFロマン・サイス、MFネイサン・レドモンドといったプレミアリーグプレーした実力者を補強したが、ここまでのリーグ戦で5勝3分け2敗と思うような結果を残せず。

現在は首位のフェネルバフチェと勝ち点差4の5位と巻き返しは十分に可能な位置にいるものの、直近では18位のハタイスポルに1-2で敗戦しており、試合後のスタンドから辞任を求める声が挙がっていた。

現役時代にセンターバックとしてストラスブール、ブレーメンバイエルンで活躍したイスマエル氏は、ニュルンベルクヴォルフスブルク、LASKリンツの指揮官を歴任。直近ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンズリー、WBAの指揮官を務めていた。

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