現地時間2022年10月26日の夜、ドレイクがインスタグラム・ストーリーズを更新し、21サヴェージとのコラボ・アルバム『Her Loss』が、予定されていた今週の金曜日ではなく来週リリースされることを明らかにした。

 ドレイクは、長年のプロデューサー、ノア・“40”・シェビブが新型コロナウイルスに感染してしまったため、アルバムのミキシングとマスタリングが遅れているとファンに伝えた。「俺たちの兄弟@ovo40が、ミキシングとマスタリング中に新型コロナに感染したので療養しているんだ」と彼は綴り、「“Her Loss”のリリース日は11月4日になった。近々会おう」と悪魔とバラの絵文字を添えた。21サヴェージも同じメッセージをインスタグラム・ストーリーズに投稿している。

 ドレイクのレーベル<OVOサウンド>も、このニュースをTwitterに共有し、あわせて所属アーティストのdvsn(ディヴィジョン)のニュー・アルバム『Working On My Karma』が10月28日にリリースされると投稿した。

 ドレイクと21サヴェージは、先週土曜日にジョイント・アルバムのリリースを発表したばかりだ。リリース情報は、ドレイクの最新アルバム『オネストリー、ネヴァーマインド』の収録曲で、2人のコラボ曲である「Jimmy Cooks」のミュージック・ビデオに入れ込まれていた。楽曲は、今年の6月の終わりに米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”初登場1位を記録し、アルバム『オネストリー、ネヴァーマインド』も同時に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位に輝いた。

 2人は頻繁にコラボレーションを行う仲で、ドレイクが昨年発表した『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』の「Knife Talk」、21サヴェージがメトロ・ブーミンとコラボした2020年のアルバム『サヴェージ・モードII』の「Mr. Right Now」、そして2016年にドレイクが単独でリリースした「Sneakin'」などでタッグを組んでいる。

ドレイク、21サヴェージとのコラボAL『Her Loss』の発売を11/4に延期