ブンデスリーガ第12節のフランクフルトvsドルトムントが29日に行われ、1-2でドルトムントが勝利した。フランクフルトの鎌田大地は84分までプレーし26分にゴールを記録、長谷部誠はケガのためベンチ外となった。
公式戦4連勝中の4位フランクフルトが、5位ドルトムントをホームに迎えた一戦。
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマルセイユ戦を鎌田のゴールなどで勝利したフランクフルトは、その試合から先発を3人変更。ソウやレンツ、スモルチッチに代えて古巣対決のローデやルカ・ペッレグリーニ、トゥタを先発で起用した。
一方、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦をゴールレスドローで終えたドルトムントは、その試合の先発からレイナとジャンをマレンとエズジャンに変更した以外は同じメンバーを採用した。
試合は上位対決らしく序盤から締まりのある拮抗した展開となる中、ドルトムントは20分にドリブルで仕掛けたマレンがボックス左まで切り込みクロスを供給すると、ボックス中央右のブラントがGKの股下を抜くシュートを流し込んだ。
先制を許したフランクフルトは26分、敵陣でのルーズボールを拾った9のパスをペナルティアーク手前で受けた鎌田が右足一閃。軸足を滑らせながらも放たれたシュートはゴール左隅に突き刺さった。
その後は膠着状態が続いたが、フランクフルトは42分に決定機。相手DFのクリアをゲッツェがブロックすると、ボックス内でこぼれ球を拾ったコロ・ムアニがゴールエリア右からループシュートを狙ったが、これは左ポストに弾かれた。
迎えた後半も先にスコアを動かしたのはドルトムント。52分、右サイドのジューレがバイタルエリアへパスを送ると、ムココがワンタッチではたくとボックス内に侵入したベリンガムがトゥタをかわしゴール左にシュートを突き刺した
勝ち越されたフランクフルトは、57分にゲッツェのパスでゴール前に抜け出したコロ・ムアニがシュート。さらにGKコベルが弾いたボールを拾ったゲッツェがシュートを放ったが、これはゴールカバーに入ったN・シュロッターベックがブロック。
フランクフルトは直後の58分にも、ハイプレスから相手ボックス内でボールを奪ったリンドストロームが決定機を迎えたが、シュートは再びGKコベルが好セーブ。
その後はホームのフランクフルトが押し込む展開となったが、自陣で激しい守備を見せるドルトムントを攻略できず。84分には鎌田を下げてボレを投入した。
しかし、最後まで守備で高い集中力とインテンシティを示したドルトムントがフランクフルトの攻撃をシャットアウト。辛勝ながら上位対決を制したドルトムントが暫定3位に浮上している。
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