10月31日ハロウィーンです。もともとは、11月1日キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「諸聖人の日」「万聖節」の前夜祭で、古代アイルランドに住むケルト人が起源だと考えられていますが、今では宗教的な意味合いはほとんどなく、アメリカを中心に仮装を楽しむイベントとして親しまれるように。日本でも毎年、ハロウィーン当日にさまざまな仮装を楽しむ人を多く見かけます。そんな「ハロウィーン仮装の人気コスチューム」について、NEXER(東京都豊島区)が運営するウェブメディア「ボイスノートマガジン」が調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

2位は「年齢に関係なくやりやすそう」

 調査は2022年10月、全国の男女を対象にインターネットリサーチで実施。691人から有効回答を得ています。なお、選択肢となるコスチュームの選定は、Googleで「ハロウィン仮装 人気」と検索して表示されたものの中から上位16ジャンルを抽出。この中から「ハロウィーンで着てみたいコスチューム(1つ)」とその理由について聞いたものです。

 3位は「ゲーム・アニメキャラクター」(77票)。自分が好きな作品のキャラクターに扮(ふん)したり、流行のキャラクターに仮装したりと、選択の幅が広いのが特徴といえます。「推しのキャラクターがいるので、ハロウィーン風に仮装して同担の仲間に見せたい」「ハロウィーンのときぐらいは、日常を開放できるような感覚を味わいたいと感じるから」といった声が寄せられました。

 2位には「魔女」(78票)がランクイン。一般的に、魔女の見た目といえば「とんがり帽子」と「黒いローブ」が特徴です。「ハロウィーンの定番のキャラクターだし、年齢に関係なく無理なくやりやすそう」「魔女の仮装はオーソドックスなので、外れて恥ずかしい思いをすることはないと思うから」など、挑戦しやすい仮装だと感じている人が多いことがうかがえます。また、露出が少ないという点からも、女性に人気です。

 そして、1位に選ばれたのはゾンビ」(80票)でした。ゾンビは死体のまま蘇った架空の存在で、ホラー界の人気キャラクター。登場する作品ごとに描かれ方が異なるため、仮装においても個性を出しやすく、定番でありつつも他の人とかぶりにくいキャラクターです。仮装時には比較的メイクに時間がかかるため、仮装をしている実感を味わいやすいのもポイント。「特段決まった型がなく、お金をかけなくてもメイクや衣装も自由に表現できる」「韓国のゾンビ映画やアメリカのゾンビ関係のドラマが好きなので、一回ゾンビになってみたい」といった声が集まりました。

 調査結果を受けて、同社は「たまには日常を抜け出して、一夜限りの仮装を楽しんでみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

どんな仮装が人気?