株式会社データリソース(東京都港区)は、ROA(アール・オー・エー)の市場調査レポート「韓国のバッテリー産業の現況と未来 2022年版:バッテリー3社の事業戦略分析及び政府政策分析」の取り扱いを2022年11月2日に開始致しました。このレポートは、韓国の主要バッテリーメーカー3社(LGES、SK on、サムスンSDI)を中心に、研究開発状況や今後の技術ロードマップを調査するとともに、エコシステム戦略や技術開発支援、税金対策など、韓国政府の政策についても分析しています。


レポート概要
韓国政府と主要大企業は韓国を代表する産業として半導体以後、バッテリー産業に注目し、2020年以後大々的な投資と政策を展開している。

現在、リチウムイオンバッテリー生産技術の競争力を保有する韓国のバッテリー製造3社は、全世界の工場で生産能力を2030年までに約1,650GWh増加させるべく積極的な投資を進めている。このような企業を支援するために韓国政府は2021年にKバッテリー育成政策を発表し、素材、装備業者のためのテストベッド設立、バッテリー産業クラスターの育成、各種税制優遇などを提供している。

一方、2021年以降、市場から大きな関心を受けられずにいたLFPバッテリーだが、三元系バッテリー(NCMバッテリー)の主材料であるニッケル価格の上昇と、LFPバッテリーの最大の問題点だった低容量と重さの問題をある程度克服したことで、電気自動車生産企業の注目を集め始めた。 これにより、LFPバッテリーを生産し、従来は中国内需市場だけに集中していた中国系バッテリー会社がグローバル市場にも進出し、高い生産量を記録し、大幅な成長率を記録したものと見られる。






韓国バッテリー製造企業は積極的に世界の主要自動車メーカー(OEM)、及びJV(Joint Venture)型のバッテリー製造工場への投資も積極的に進め、長期的かつ安定的な供給先確保にも活発な活動を進めている。

現在、完成車メーカーとバッテリーcellメーカーの合弁法人を設立すると同時に、それらの合弁工場を増設するのがグローバルバッテリー市場のトレンドとして位置づけられている。 このような流れは、完成車メーカーにとっては独自の生産ラインを確保する事ができ、バッテリーcellメーカーにとっても持続的な供給会社との構築によって高い受注高を確保することができる。

LGESとSK onはグローバルに攻撃的な投資を敢行し、それぞれ6兆ウォンと4兆ウォンを投資(2021年~2025年)して新設単独工場および合弁工場を増設する計画を持っている。 サムスンSDIの場合は、工場の新設計画が他の2社より少ないことが明らかになっているが、これは現在サムスンSDIの経営方式が量的膨張より質的膨張に集中しているためと見られる。



アジアの半導体及び次世代バッテリー市場を専門とする市場調査会社、ROAが発行する調査レポート「韓国のバッテリー産業の現況と未来 2022年版:バッテリー3社の事業戦略分析及び政府政策分析」は、日本国内のバッテリー関連製造業者、素材及び部品メーカー、装備供給業者に向けて、韓国バッテリー製造業者との協力及び競争戦略を樹立するために必要な最新情報を提供している。

■レポートについての詳細
韓国のバッテリー産業の現況と未来 2022年版:バッテリー3社の事業戦略分析及び政府政策分析
https://www.dri.co.jp/auto/report/roa/roa-batteryindustrykorea.html

■調査会社について
ROA(Research on Asia、略称:アールオーエイ)
https://www.dri.co.jp/auto/report/roa/

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