株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でマーケティングに関するコミュニケーションデザイン事業を展開する株式会社Qoil(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小田 健太郎、以下「Qoil」)は、2022年11月より、株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:家入 一真)とのパートナー契約のもと、一般消費財メーカー等に向けた購入型クラウドファンディングプロモーション支援メニュー「FUND FAN FUN(ファン ファン ファン)」の提供を開始することを発表します。
 また、11月2日から、「FUND FAN FUN」のファーストクライアントとして、ブリュードッグ・カンパニージャパン株式会社のプロジェクトページを公開します。

  • FUND FAN FUN提供開始の背景
 コロナ禍以降、支援者に物品やサービス等のリターンを提供する「購入型クラウドファンディング」の国内市場規模は急成長しており、2020年には前年比+198%の約597億円となっています(CAMPFIRE調べ)。背景の一つには巣ごもり需要でEC利用率が伸びたこと、二つ目には事業者側の経営状態悪化により、銀行よりも資金調達ハードルの低いクラウドファンディングが利用されるようになったこと、三つ目には消費者の消費行動において「イミ消費」※が重要視されるようなってきたことがあり、購入型クラウドファンディングはいま、消費者にとって新しいショッピングの場として利用されています。
※イミ消費:商品・サービスそのものだけでなく、付帯する社会的・文化的な価値に「イミ」を見出す消費行動のこと

 Qoilは、購入型クラウドファンディングの活用により「認知・新規顧客獲得」、「既存顧客のロイヤリティ向上」、「手軽で自由度の高い販売チャネル確保」、「精度の高いテストマーケティングの実施」というメリットが生み出せることに着眼し、メーカーを中心とした事業者のプロモーション活動としての展開を支援いたします。
  • FUND FAN FUN」について
 「FUND FAN FUN」は、購入型クラウドファンディングにおけるリターンやコミュニケーション設計などの戦略部分からクリエイティブ制作までワンストップで提供するプロモーション支援メニューです。Qoilがセールスプロモーション領域で長年培ったノウハウとテクニックをもとに、プロジェクトを届けたい相手に魅力的に届けるためのクラウドファンディングの実施を実現します。また、オプションとして掲載後のPRやSNS施策、過去の関連プロジェクトに支援した方へのターゲティング広告の実施、リターンアイテムの製作や配送業務なども対応可能です。
  • ブリュードッグ プロジェクトの内容
 ブリュードッグ・カンパニージャパン株式会社が取り扱う「ブリュードッグ(BREWDOG)」は、世界中の皆をクラフトビールの虜にすることをミッションとし、挑戦を続け、自分たちの意志で新しいビール文化を創ることを目指しています。

 今回のプロジェクトでは、BREWDOGが掲げる“PUNK(常識に逆らう)”を身に着けるアイテムとして、これまでキャンペーン賞品やフェス会場での販売といった限定的な展開のみとなっていたオリジナルTシャツ(イラストレーター・OKADAデザイン)等のアパレルグッズとBREWDOG「PUNK IPA」「ELVIS JUICE」「HAZY JANE」をセットにしたCAMPFIRE限定商品を、11月2日から11月16日まで販売します。

・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/622733
  • FUND FAN FUN」採用の背景について
 2007年に英国・スコットランドで創業したBREWDOGは、手元の300万円からスタート後、クラウドファンディングで資金を集め、英国NO.1クラフトビールとなった奇跡の急成長の歴史を持ちます。その常識外れのPUNKなマーケティングの一つとして知られるのが、ファンが株式の一部をオンラインで購入でき、経営にアイデアや意見を出せる「Equity for Punks(パンク株)」という革新的なビジネスモデル。それ以来、21万人を超えるファンから資金を調達し、世界初の醸造所内にあるホテル設立などのプロジェクトを展開してきました。

 今回、BREWDOGの原点でもある「Equity for Punks」から着想を得て、クラウドファンディング形式での発売が検討される中、「精度の高いテストマーケティングの実施」、「既存顧客のロイヤリティ向上」、「手軽で自由度の高い販売チャネル確保」を盛り込んだQoilの提案を高く評価いただき、「FUND FAN FUN」を利用したクラウドファンディング実施を採用いただきました。
  • 株式会社Qoil
 株式会社Qoilは、コミュニケーションにおける“スイッチ”をデザインして、人を動かす会社です。お客様の事業・商品・サービスのなりたい未来を実現するために、現状のボトルネックを紐解き、戦略策定から企画立案・実行・改善までご一緒します。オフラインからオンラインまで、双方の利点を活かし融合させたセールスプロモーションを強みとしています。
※株式会社デジタルガレージ マーケティングテクノロジーセグメント ビジネスデザインカンパニーを前身とし、会社分割により2018年6月に株式会社DGマーケティングデザインとして新設、2021年4月、株式会社Qoilへ社名変更。
https://www.qoil.co.jp/
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース)、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

配信元企業:株式会社アイリッジ

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