eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム(R)」を、和歌山県白浜町に採用いただきました。本プラットフォームの基本ソリューションである、地域で発行・利用可能な商品券を電子化しギフトとして流通させるソリューション「e街ギフト(R)」(※2)および、旅先でのふるさと納税を実現する「旅先納税(R)」(※3)システムを提供し、「旅先納税(R)」および「旅先納税(R)」の返礼品として白浜町内の加盟店でご利用いただける南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」の発行が、2022年11月2日(水)より開始されましたので、お知らせいたします。なお、関西地方では初の「旅先納税(R)」システムの採用となり、導入自治体数は本件を含めて全国で15自治体(2022年11月2日(水)時点)となります。

 「旅先納税(R)」とはスマートフォンから即座にふるさと納税(寄附)ができ、ふるさと納税の返礼品として地域で利用可能な電子商品券を即座に受け取り、”市町村内のお店で”使用できる仕組みです。また、「e街プラットフォーム(R)」の基本ソリューションである「e街ギフト(R)」とは、地域で利用可能な電子商品券の発行、流通を可能とするシステムであり、「旅先納税(R)」システムとあわせて、白浜町に導入いただいております。白浜町ではこれまで、民間のふるさと納税ポータルサイト等を介した、返礼品を郵送で受け取るタイプのふるさと納税を実施されておりました。この度の「e街ギフト(R)」と「旅先納税(R)」システムの導入により、旅前・旅先で白浜町に寄附し旅行中に返礼品の利用が可能な「旅先納税(R)」が新たなふるさと納税の手段として加わりました。「旅先納税(R)」の寄附者は南紀白浜e街ギフト「Yanico」 (返礼品)を寄附サイトのマイページ内の「お礼の品」のページからすぐに受け取り、即時利用することが可能となります。

 和歌山県南部の方言で「ものすごい」を意味する「やにこい」が由来の「Yanico」は、白浜町内の飲食店、土産物屋、宿泊施設、レジャー・アクティビティ施設等の加盟店で利用可能な電子商品券で、町内での買い物や観光を楽しみながら地域経済に還元することができる、「旅先納税(R)」の返礼品です。寄附額に応じて、1,500円から600,000円まで全10券種の「Yanico」が返礼品として贈られます。受け取り・利用の際には、アプリなどのダウンロードは必要なく、加盟店での会計時に1円単位で利用いただけます。加盟店での処理も大変簡単で、利用したい金額を利用者がスマートフォンに入力、入力後に表示される「Yanico」の券面に、加盟店が電子スタンプ「giftee STAMP」(※4)を押印するのみで完了します。「giftee STAMP」の押印時に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができます。

 白浜町は、和歌山県の南部に位置し、県内唯一の空港「南紀白浜空港」を有する町です。関西でも有数のリゾート地であり、ハワイのワイキキビーチと姉妹浜である「白良浜(しららはま)」や日本三大古湯の「白浜温泉」など、観光資源に溢れています。東京・羽田間を片道約60分、さらに空港から町の中心地まで車で約5分というアクセスの良さから、観光だけでなく、ワーケーションにも最適な土地として知られています。この度、新型コロナウィルスの感染状況が徐々に落ち着き、人流が回復することを見据え、観光客の流入を促す取り込みとして、「e街プラットフォーム(R)」を採用いただく運びとなりました。

 自治体に「e街ギフト(R)」と「旅先納税(R)」システムを導入いただくことで、ふるさと納税の一環として、「旅先納税(R)」の実施から、返礼品の受け取り・利用までの一連の行動を旅先で喚起することが可能となります。旅先で寄附を行うベネフィットを旅行者が得やすくなるため、ふるさと納税の促進にもつながります。また、寄附に加えて返礼品として受け取った電子商品券が旅先で利用されることで、よりスピーディーな地域への還元を実現し経済波及効果の向上も期待されます。さらに、旅前の寄附を促進することで、返礼品を受け取った方に対して観光を誘致することも可能となります。なお、地域で利用可能な電子商品券の利用実績は全て自動でデータ化されるため、加盟店における裏書や集計、請求が不要で、入金を含む精算作業にかかる時間を短縮することができ、加盟店への迅速な経済支援が実現できます。

 ギフティは、ふるさと納税の新たな返礼品および寄附手段として、また地域経済活性化の手段として、全国の自治体への「e街ギフト(R)」および「旅先納税(R)」システムの提供を一層推進します。また、ギフトで人と街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供するというコーポレート・ビジョンのもと、「e街プラットフォーム(R)」、「e街ギフト(R)」をより価値の高いシステムへアップデートし、これらの普及を通じて、地域活性化および旅行者の新たな体験の創出に貢献してまいります。

(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) e街ギフト(R)は、e街ポイント(R)と並んで提供されるe街プラットフォーム(R)の基本ソリューションであり、ギフティおよび株式会社J&Jギフトの登録商標です(2020年9月商標登録済み)
(※3) 旅先納税(R)︎は、 ふるさと納税の新たな手段であり、旅先でのふるさと納税を実現する仕組みであり、ギフティの登録商標です(2020年9月商標登録済み)
(※4) giftee STAMPとは、高セキュリティで電池不要の電子スタンプです。スマートフォンなど電子端末の画面に、電子スタンプを直接タッチするだけで、eギフトおよびeチケットを個別に照合し、使用済みと反映して処理することが可能です

■「Yanico」発行・利用までのフロー
※詳しくは特設サイトをご確認ください

■「Yanico」 概要 【特設サイト: http://www.town.shirahama.wakayama.jp/soshiki/somu/kikaku/gyomu/furusato/1667102926501.html
導入先:和歌山県白浜町
導入事業:南紀白浜 旅先納税
提供開始日:2022年11月2日(水)
導入目的:ふるさと納税の返礼品として
納税方法:
1.スマートフォンで「Yanico」寄附サイト( https://shirahama.tabisaki.gift/ )にアクセスし会員登録
2.寄附金額を選択し、クレジットカード決済で納税完了
決済方法:クレジットカード決済(VISA、MastercardJCBAmerican ExpressDiners Club)
寄附金使途:
1.地域振興に関する事業
2.環境保全等に関する事業
3.福祉の充実に関する事業
4.観光、商工、農林水産業等の振興に関する事業
5.教育、文化及びスポーツの振興に関する事業
6.事業指定なし(町長におまかせ)
返礼品券種:
1.寄附額5,000円:「Yanico」1,500円分
2.寄附額10,000円:「Yanico」3,000円分
3.寄附額20,000円:「Yanico」6,000円分
4.寄附額30,000円:「Yanico」9,000円分
5.寄附額50,000円:「Yanico」15,000円分
6.寄附額100,000円:「Yanico」30,000円分
7.寄附額300,000円:「Yanico」90,000円分
8.寄附額500,000円:「Yanico」150,000円分
9.寄附額1,000,000円:「Yanico」300,000円分
10.寄附額2,000,000円:「Yanico」600,000円分
利用期限:寄附いただいた日の365日後
加盟店:白浜町内の飲食店、土産物屋、宿泊施設、レジャー・アクティビティ施設等 66店舗 (11月2日(水)時点)
※加盟店一覧:http://www.town.shirahama.wakayama.jp/soshiki/somu/kikaku/gyomu/furusato/1666350506241.html

■ 株式会社ギフティについて
 ギフティは、『eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する』というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しています。主力サービスは、個人向けeギフト販売サービス「giftee(R)」、eギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」 の3サービスあり、個人、法人を対象に広くeギフトサービスを提供しております。また、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム(R)」(2021年10月に「Welcome ! STAMP」より名称変更)、を2016年5月にローンチし、自治体や地元企業・団体の地域活性化をデジタル面からサポートしています。2019年には、「e街プラットフォーム(R)」のメイン機能である、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるシステム「e街ギフト(R)」および、「旅先納税(R)」を実現する「旅先納税(R)」システムの提供を開始し、同年11月に岡山県瀬戸内市に、2020年7月には北海道猿払村、2021年7月には山梨県笛吹市、同年8月には北海道伊達市、同年12月には北海道倶知安町、2022年6月には北海道利尻富士町北海道白老町、北海道積丹町、同年7月には北海道厚沢部町、同年8月には北海道天塩町沖縄県南城市、同年9月には北海道千歳市、同年10月には石川県加賀市秋田県男鹿市に導入いただいております。

社名:株式会社ギフティ
所在地:〒141-0022 東京都品川区五反田2丁目10−2 東五反田スクエア12階
設立:2010年8月10日(サービス開始:2011年3月)
資本金:3,133百万円(2022年6月末時点)
代表者:代表取締役 太田 睦、鈴木 達哉
事業内容:eギフトプラットフォーム事業の展開(以下4サービス)
1. カジュアルギフトサービス「giftee(R)」の運営
2. 法人を対象としたギフト販売システム「eGift System」サービスの展開
3. eギフトを活用した法人向けソリューション「giftee for Business」サービスの展開
4. 自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム(R)」サービスの展開
URL:
株式会社ギフティ https://giftee.co.jp
giftee(R) https://giftee.com
giftee for Business https://giftee.biz/
e街プラットフォーム(R) https://giftee.co.jp/service/emachi-platform

配信元企業:株式会社ギフティ

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