イングランド代表FWブカヨ・サカウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、エジプト代表MFモハメド・エルネニーが、所属するアーセナルのトップチーム練習に復帰した。2日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現地時間10月31日に開催されたプレミアリーグ第14節のノッティンガム・フォレスト戦にスタメン出場したサカ。5分にガブリエウ・マルティネッリの先制弾をアシストした同選手だったが、27分に負傷により途中交代を余儀なくされていた。

 その後の状態が心配されていたサカだが、ケガの程度は幸い重くはなく、早くもトップチームの全体練習に復帰したようだ。クラブ公式サイトによると、同選手は現地時間2日水曜日に行われたトップチームのトレーニングに参加。「与えられたタスクに集中し、様々なドリルをこなした」と報告されている。

 また、ふくらはぎの負傷の影響で10月1日トッテナム戦以降は欠場が続いていたジンチェンコと、太ももの負傷により8月27日のフルアム戦以降は戦列を離れていたエルネニーも、2日水曜日のトップチーム練習に参加していたようだ。両者ともサカと同じく複数のメニューをこなしたという。なお、クラブ公式サイトには、トレーニングに励む3選手の画像が複数枚公開されている。

 チームを率いるミケル・アルテタ監督は、練習復帰を果たした3選手について「彼らはそれぞれ異なる段階にいる。モー(エルネニー)は長期に及ぶ負傷だったが、本当に良い形で回復した。すでに1、2週間はチームと一緒にトレーニングしているよ。アレックス(ジンチェンコ)は最近になって2回ほどトレーニングに参加した。ブカヨ(・サカ)は1、2回休んだだけで、今日は元気だったよ」とコメントしている。

 アーセナルは現地時間3日にヨーロッパリーグ(EL)・グループA最終節でチューリッヒと激突。さらに現地時間6日にはプレミアリーグ第15節、チェルシーとの”ビッグロンドンダービー”が控えている。

全体練習に復帰した(左から)エルネニー、サカ、ジンチェンコ [写真]=Getty Images