イギリスメディア『スカイスポーツ』は3日、FIFAワールドカップカタール2022欠場の危機にあるプレミアリーグの選手たちのリスト一覧を報じている。

 今回のカタール大会は、従来の6月から7月とは異なり、11月と12月に開催される異例の日程に。ヨーロッパの主要リーグのシーズン中に行われることは、選手たちにも大きな影響を及ぼしているようだ。

 『スカイスポーツ』はプレミアリーグ所属の全20クラブを対象に、代表メンバーに選出されたか、される可能性のある(もしくはあった)選手の中で離脱者を「アウト」と「ダウト」に分類し、ワールドカップ欠場の危機にある選手リストを作成した。

※「アウト」→本大会までに間に合わないことが確定(的)
※「ダウト」→現在離脱中も、本大会までに間に合う可能性あり

アーセナル
「アウト」
エミール・スミス・ロウ(イングランド
鼠径部の腱の手術

ダウト
冨安健洋(日本)
→筋肉の損傷

アストン・ヴィラ
「アウト」
ブバカル・カマラフランス
→膝の靭帯損傷

■ボーンマス
ダウト
デイビッド・ブルックス(ウェールズ
→ホジキンリンパ腫の癌
(ハムストリングの負傷もしていたが、こちらは治っている。しかし、2021年9月以来プレーしていない)

■ブレントフォード
ダウト
クリスティアン・ノアゴール(デンマーク
アキレス腱。11月初頭に復帰予定

ブライトン
「アウト」
ヤクブ・モデル(ポーランド
→前十字靭帯の負傷

チェルシー
「アウト」
エンゴロ・カンテフランス
→ハムストリングの手術

ウェズレイ・フォファナフランス
→膝の負傷

ダウト
リース・ジェームズ(イングランド
→膝の負傷

ベン・チルウェル(イングランド
→ハムストリングの負傷

レスター
「アウト」
リカルド・ペレイラ(ポルトガル
アキレス腱の手術

リヴァプール
「アウト」
アルトゥール(ブラジル)
→太ももの負傷

ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル
→ふくらはぎの負傷

マンチェスター・C
ダウト
カルヴィン・フィリップスイングランド
→肩の手術

カイル・ウォーカー(イングランド
鼠径部の手術

マンチェスター・U
ダウト
ラファエルヴァラン(フランス
→ハムストリングの負傷

■ノッティンガム・フォレスト
ダウト
ムサ・ニアカテ(セネガル
→ハムストリングの負傷

サウサンプトン
ダウト
アーメル・ベラ・コチャプ(ドイツ
→肩の脱臼

トッテナム
ダウト
リチャーリソン(ブラジル)
→ふくらはぎの負傷

ソン・フンミン(韓国)
→目の負傷

■ウルヴァーハンプトン
「アウト」
ペドロ・ネト(ポルトガル
→足首の負傷

ダウト
ラウール・ヒメネス(メキシコ
鼠径部の負傷

 また、『スカイスポーツ』はイングランド代表以外の国々のスター選手の離脱者リストもまとめている。

フランス代表
「アウト」
ポール・ポグバユヴェントスイタリア
→右膝の負傷、手術。10月のトレーニングで太ももを負傷したとの報道も。

ベルギー代表
ダウト
ロメル・ルカクインテルイタリア
→ハムストリングの負傷

オランダ代表
「アウト」
ジョルジニオ・ワイナルドゥム(ローマイタリア
→足の骨折

アルゼンチン代表
ダウト
パウロ・ディバラ(ローマイタリア
→ハムストリングの負傷

アンヘル・ディ・マリアユヴェントスイタリア
→ふくらはぎの負傷

ドイツ代表
「アウト」
ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒドイツ
→足首の靭帯断裂

ダウト
マヌエル・ノイアーバイエルンドイツ
→右肩の負傷と皮膚がんの治療

フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼンドイツ
→昨季の前十字靭帯断裂から復帰済み。55名の暫定スカッドに含まれているとの情報も。

スペイン代表
ダウト
ダニ・オルモ(ライプツィヒドイツ
→膝の負傷。ブンデスリーガ第11節で復帰済み。

ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダスペイン
→膝の負傷。暫定メンバーに含まれているとの報道も。

メキシコ代表
ダウト
テカティート(ヘスス・マヌエル・コロナ)(セビージャスペイン
→左足首の骨折。31名の暫定メンバーに入ったものの、セビージャのホルヘ・サンパオリ監督は、12月までトレーニングに復帰出来ないとも。

W杯欠場危機にあるプレミアリーグの選手たち [写真]=Getty Images