統一協会

参院選の応援演説中の安倍晋三元首相が、凶弾に倒れて亡くなった事件。実行犯の山上徹也容疑者は、母親が旧統一協会に多額の献金をしており、それが原因で家庭が崩壊。事件の引き金となったとされている。


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■明るみになった宗教虐待

こうした背景が明らかになると、徐々に報じられ始めたのが、いわゆる「宗教2世」や「宗教虐待」の問題だ。とくに宗教2世と表現されるのは、伝統的、一般的な宗教ではなく、新興宗教を信じる親のもとに育った子供のこと。

新宗教には、日本社会の文化や伝統、学校教育などと必ずしもそぐわない点もあるが、子供は信者である親に宗教のほうのルールを強制されることがある。これが宗教虐待だ。


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■学芸会の劇も禁止

たとえば、部活や学校行事よりも宗教行事に出席することを強制される。また、ある40代の女性は、小学校の学芸会で七夕の織姫役を演じることが決まった際、親が学校と教師に抗議。七夕の神話は宗教の教義に合わないとのことで、出演することが許されなかった。

地域のお祭り盆踊り大会も、盂蘭盆会(うらぼんえ)という仏教行事に由来するとの理由で、友達の中で自分だけ行くことを許されなかったという子供もいる。体育の授業や武道も親が信じる教義ゆえに参加できず、見学せざるを得ないケースも。

こうした宗教虐待の経験者は、どれくらい存在するのだろうか。

■20人に1人が経験

Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「子供の頃に宗教虐待を受けた」と回答した割合は5.1%。新興宗教の信徒数などから推測すると、納得できる割合かもしれない。

宗教虐待

男性は5.4%、女性は4.8%で大きな男女差は見られない。限られた数ではあるが、社会のなかに一定程度、こうした虐待経験者が存在することも明らかになった。


■40代で目立つ

なお、今回の調査結果を年代別で見ると、最も虐待経験率が高かったのは40代で8.5%。偶然にも山上容疑者(42歳)と同じ世代だ。一方、最も割合が低かったのは60代で1.7%となった。

宗教虐待

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2022年10月20日2022年10月24日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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