ごはんが美味しい新米の季節になりました。人それぞれ、自分好みの“ご飯のお供”があると思いますが、筆者にとっての最強のご飯のお供といえばなんと言っても明太子です。ダメだと頭ではわかってはいても、明太子をごはんにのせるやいなや、箸が止まらず、2杯、3杯とおかわりが止まらない…。

 しかし、そんなご飯のお供界の王様・明太子を軽々と超えてしまう逸品を、最近カルディで見つけました。それが「さけめんたい」(498円)と「牡蠣バター」(486円)、「食べるナッツソース アジアンホット味」(442円)という3つの商品です。この3品、大げさでなく尋常じゃなく美味しいので、その魅力と味をご紹介していきましょう。

鮭と明太子がなめらかペーストに! 超優秀ご飯のお供「さけめんたい」

「さけめんたい」100g498円
「さけめんたい」100g498円

 まずは「さけめんたい」からです。その名の通り、鮭と明太子を合わせ、それをペースト状にしたご飯のお供です。明太子の味だけでも白米が進むのに、そこに鮭をプラスする…。これはもう、禁忌に近い美味しさです。

 鮭と明太子の超濃厚な旨味エキスを超濃厚にブレンドし、さらになめらかなペースト状にしているので、ご飯になじむことこの上なし。ほぐし身に比べて口当たりが良い上に、舌の上で明太子プチプチ感や、裏ごしされた鮭の旨みも感じられます。まさに味のいいとこどり。減量中の身にはたまったもんじゃありません。

なめらかペーストが特徴です。
なめらかペーストが特徴です。

 ご飯との相性の良さもさることながら、ペースト状なのでパンやクラッカーにのせても良いし、マヨネーズと少し和えて野菜スティックなどをディップして食べても◎。はたまたバターを合わせてパスタソースにしても最高。とにかく、何をしても美味しいのです。

 筆者はこの「さけめんたい」、出会って2週間足らずで3瓶目に突入。異常なほどリピートしまくっています。

想像以上の美味しさで仰天必至の「牡蠣バター」

牡蠣バター90g 486円
牡蠣バター90g 486円

 続いて、「牡蠣バター」です。これをペロッと舐めた瞬間、思わず、「何これ? すごくない!?」と思わず叫んでしまったほど。料理に牡蠣のバター炒めはありますが、その牡蠣とバターを合わせてバター(ペースト)化しているわけです。

 これがまた、ありそうでない、今まで食べたことがない新鮮な味と食感なんです。スプーンですくうとプルプル&トロットロ! そして、ほかほかのご飯に合わせると、とろ~りと溶け出します。

 口にすると“あん肝”のような濃厚な魚介の旨みが感じられ、そこに醤油とバターを加えたような和風味。ご飯との相性は言うに及ばず、お酒好きの人なら日本酒や白ワインのアテに牡蠣バターをそのままチビチビ舐めるのもオススメ。まさに大人の味わいです。

広島県産の牡蠣を使用しているそうです
広島県産の牡蠣を使用しているそうです

 ベースがバターなので、茹でたそうめんパスタに絡めるだけでも美味しいし、魚のソースにしても◎。ただ、これも「さけめんたい」同様、美味しすぎてあっという間になくなるのでストック買い推奨です。いずれにしても、牡蠣とバターをこんなにクリーミーでプルプルのペースト状にするなんて、発想がすごい。あっぱれとしか言いようがありません。

「食べるナッツソース」も激ヤバな旨さ

「食べるナッツソース アジアンホット味」(442円)
「食べるナッツソース アジアンホット味」(442円)

 最後に、実は個人的には“このクセがたまらない”と思っているご飯のお供をご紹介したいと思います。それが最近カルディに登場したばかりの「食べるナッツソース アジアンホット味」(442円)です。見た目は「食べるラー油」に似ていますが、味は全然違います。

 食べるラー油はフライドガーリック唐辛子が主体なのでパンチがありますよね。でもこれはピーナッツココナッツカシューナッツひまわりの種、アーモンドといったナッツ類と、コリアンダーやカルダモン、フェンネルといったスパイスに少し唐辛子を効かせたオイル漬け。だから、どちらかといえば柔らかくて優しい味わいなのです。

ナッツのザクザクした食感も最高
ナッツザクザクした食感も最高

 ご飯にのせると、ナッツザクザクした食感が最高で、コリアンダーやフェンネルの香りで、一気にエキゾチックなアジアンテイストに。これが最高に美味しいんです。アレンジとしては、蒸し鶏やきゅうりなどをご飯にのせて「食べるナッツソース アジアンホット味」をかければ、簡単に「海南チキンライス」っぽいワンプレートが完成します。

蒸し鶏との相性がバツグンすぎます
蒸し鶏との相性がバツグンすぎます

 というわけで、この秋、カルディでおすすめのごはんのお供3品をご紹介してきました。どれも美味しすぎてご飯のおかわりが止まらなくなること請け合い。ダイエット中の方はご注意を!

(撮影・文◎土原亜子)

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