年内解散を掲げたお笑いコンビ・オジンオズボーンの篠宮暁が4日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(ABEMA)に出演。芸人引退宣言をした相方・高松新一の心が「折れる音が聞こえた」という瞬間を語った。

【写真】解散発表のオジンオズボーン、13年前の“乾杯ショット”に「泣ける」の声

 今回の放送では、ABEMAオリジナル企画お笑い研究部の最新作「オジンオズボーン篠宮の今後を考える」を放送。自身のYouTubeチャンネルで年内での“コンビ解散宣言”をし、芸人界をざわつかせているお笑いコンビ・オジンオズボーンの篠宮暁が登場。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太を特別講師に迎え、“解散危機”の真相究明や、もしも解散するとなった場合の篠宮の今後の活動について、研究部メンバーたちと考えた。

 番組冒頭では、相方・高松新一が今年7月に芸人引退宣言をしたことによってコンビ解散の危機が訪れたと語った篠宮。年内いっぱいは“終活”と銘打ちコンビ活動を継続し、年末に継続か解散か、結論を出すとの現状を明かした。

 高松が引退を宣言した理由について、篠宮は「シンプルに言うとモチベーションが上がらなくなった」と代弁。「芸人を辞めなくてもいいのでは?」と諭そうとしても、高松は「もう辞めたい」と固い意志があるとし、“活動休止”という手段を提案したものの、これも「ケジメがつかん」と断られたのだと明かします。

 そんな高松に対して、篠宮は「『M-1グランプリ』に出られなくなって、漫才で世に出ていくことができなくなってから、(芸人への)熱が下がっていった」と回顧。さらに、今年の『キングオブコント』に出場することを決意するも、締め切りまでに納得のいくネタができずに出場を断念したと明かし、そのとき「高松の(心が)折れる音が聞こえた」「その2日後に『解散したい』と電話がかかってきた」と、きっかけとなった出来事を振り返った。そんな篠宮の話に、徳井は「なんかリアルで悲しいですね」と、同じ芸人としての切ない思いを吐露していた。

 オジンオズボーンがもしこのまま解散となってしまった場合に備え、篠宮がピン芸人となったときの活動の仕方を学ぶことに。徳井は「コンビを解散してピンで売れるのは一握りの芸人である」とし、“(1)コンビ時代のイメージが強い、(2)コンビネタとピンネタで全く作り方が違う、(3)進行やトークの腕がより必要とされる”と、コンビからピンになった芸人が直面する苦難を挙げていた。

 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』はABEMAにて毎月第1~3金曜21時放送。

4日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』より