11月8日(火)放送の「科捜研の女 2022」(夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第4話では、榊マリコ(沢口靖子)が白骨死体の謎に挑むストーリーが展開され、濱田龍臣演じる謎の骨格標本アーティストが容疑者として浮上する。
■容疑者は、骨の神秘に魅了された“骨格標本アーティスト”
マリコたちが挑むのは、漁港の一角で若い男性の白骨死体が見つかった事件。マリコは手掛かりを追ううち、魚の骨を使った美しいアート“透明骨格標本”を制作している連城源(濱田)の存在を知る。
源はマリコと会うなり、「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」とゾッとする言葉を投げ掛ける。
間もなく、白骨死体の身元が源の過去につながりのある人物と判明し、彼に疑惑が集中。しかし、つい最近までその人物が生存していた事が分かる。通常、白骨化には少なくとも数カ月はかかるところ、わずか20日間足らずで遺体が白骨化した事になり、現場は混乱。
大きな謎にぶつかったマリコに、源は「どうやって彼を骨にしたのかまだ分からないの?これから榊さんにもやってあげようか?」と不気味に言い放つ。真相を突き止めるため、マリコはさまざまな実験に挑む。
■濱田龍臣が疑惑の青年を怪演!HKT48・矢吹奈子が物語の重要人物に
メインゲストの濱田は、寡黙で無表情、何を考えているのか思考の読めない連城源というキャラクターをミステリアスに表現し、圧倒的な存在感を示す。
また、10月のライブでHKT48を卒業することを発表した矢吹奈子が、源の高校時代の同級生・布川美里役で出演。グループ卒業後は女優の道を歩むことを決意した彼女が、事件の根幹に関わる重要な役どころに挑む。
■「科捜研の女 2022」第4話あらすじ
漁港の廃棄物集積所に捨てられていた発泡スチロール箱の中から、人骨が見つかった。マリコたち科捜研が鑑定にあたったところ、20代男性のものと判明。肩甲骨の背面側に傷が残っていたため、鋭利な刃物で背中を切りつけられ、殺害されたものと思われた。
そして、白骨が入っていた発泡スチロール箱から、養殖業者の存在が浮上。土門薫刑事(内藤剛志)とともにその会社を訪ねたマリコは、経営者・連城友孝(谷口高史)のおいで、養殖場に住み込みで働く源と出会う。
彼の部屋に足を踏み入れたマリコと土門は、驚がく。源は仕事の傍ら、魚の透明骨格標本を作るアーティストとして活動しているらしく、部屋中に幻想的な骨格標本がズラリと並んでいた。
源からいきなり「あなたの骨、バランスがとれている。あなたを透明標本にしたらきれいだろうなぁ」と告げられたマリコはギョッとする。
そんな中、マリコの“復顔”作業がきっかけとなって、白骨の身元が判明し、源とつながりのある人物だと分かる。魚では飽き足らなくなった源が、人間まで骨格標本にしようとして断念し、遺体を遺棄したのだろうか。
さらに、被害者は白骨遺体が見つかる20日前まで、確かに生存していた事実も発覚。通常、わずか20日間で遺体が白骨化することは考えられない。そんなにも短期間に犯人はどうやって遺体を白骨化させたのかと、マリコたちは難題に突き当たる。
やがて、海外の研究結果を調べた物理研究員・君嶋直樹(小池徹平)がマリコにひとつの可能性を提示する。
コメント