航空機以外に戦車やミサイルなども展示されます。

初披露となる空中給油仕様のY-20輸送機も

珠海航空ショーこと「中国国際航空宇宙博覧会」が2022年11月8日から広東省珠海市で始まります。それに合わせ11月5日、会場となる珠海金湾空港に中国最新のステルス戦闘機J-20(殲20)」が飛来しました。

J-20が地上展示されるのは、今回が初とのこと。従来、同機は過去の珠海航空ショーや北京での軍事パレードなどで飛行展示することはあっても、公開イベントで駐機状態で展示されることはありませんでした。

そのため、2011(平成23)年1月11日に初飛行に成功し、2017(平成29)年から部隊運用を開始していたものの、細部のディテールなどは不明瞭なままでした。

なお、中国国際航空宇宙博覧会は今回で14回目。J-20の初めての地上展示以外にも、Y-20(運輸20)の空中給油機型や、空中受油プローブを備えた改良型のKJ-500早期警戒機の披露などの初展示もあると中国航空工業集団(AVIC:Aviation Industry Corporation of China)は告知しています。

2022年11月5日、珠海金湾空港に飛来した中国空軍のJ-20戦闘機(画像:AVIC)。