11月23日(水・祝) に東京芸術劇場 プレイハウスにて開幕する舞台『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』のキャストコメント動画が公開された。

今年生誕400年を迎えるフランスを代表する劇作家・モリエールが生み出した傑作喜劇『守銭奴』を、ルーマニアの鬼才シルヴィウ・プルカレーテ演出×佐々木蔵之介主演でお届けする本作。プルカレーテと佐々木がタッグを組むのは、2017年上演の『リチャード三世』以来5年ぶりだ。

主人公は、愛しているのは金ばかりで家族よりも何よりも金に執着し、あらゆる金を出し渋る極度の倹約家アルパゴン。金に纏わることならどんな労力も厭わない異常な人物を、情熱と繊細さを併せ持った演技が魅力の佐々木が体現する。

演出を務めるプルカレーテは、人間の醜さ、滑稽さ、欲望までも、はっきりと残酷に、そして同時に美しく儚さをもって描き出す演出手腕が世界中で高い評価を得ており、今年10月には歌舞伎四代目鶴屋南北『桜姫東文章』)を大胆に翻案しスペクタクル化した作品『スカーレット・プリンセス』(出演:ルーマニア国立ラドゥスタンカ劇場)を上演。歌舞伎セオリーを随所に活かしつつ、愛憎入り混じる熱いエロスとそれを見据える冷徹なまなざしが交錯するダイナミックな演出で観客の心に陶酔感をもたらした。

出演は、主人公アルパゴン役の佐々木をはじめ、プルカレーテ作品には2度目の出演となる加治将樹、ロンドンで演劇を学び、ミュージカル・舞台を中心に活躍する竹内將人、しなやかで表現力豊かな大西礼芳、若手ながら独特の存在感と演技力をもつ天野はな、といったフレッシュな面々が参加。

また、プルカレーテ作品に出演歴のあるベテラン勢として、舞台、映画、TVドラマとジャンルを問わず活躍を続ける長谷川朝晴、ユーモアあふれる柔らかな雰囲気にするどい刃物のような演技力を秘めている阿南健治、変幻自在であらゆる存在になる表現力が魅力の手塚とおる、そして俳優として活躍しつつ、声優や演劇指導も行う壤晴彦といった、多彩なキャストが揃う。

佐々木蔵之介コメント【前編】

佐々木蔵之介コメント【後編】

加治将樹コメント

竹内將人コメント

大西礼芳コメント

天野はなコメント

阿南健治コメント

手塚とおるコメント

壤晴彦コメント

<公演情報>
守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』

作:モリエール
翻訳:秋山伸子
演出:シルヴィウ・プルカレーテ
出演:佐々木蔵之介 / 加治将樹 / 竹内將人 / 大西礼芳 / 天野はな / 茂手木桜子 / 菊池銀河 / 安東信助 / 長谷川朝晴 / 阿南健治 / 手塚とおる / 壤晴彦

【東京公演】
2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日)
会場:東京芸術劇場 プレイハウス

■チケット料金
S席:9,500円
A席:7,500円
サイドシート:5,500円
65歳以上(S席):8,000円
25歳以下(A席):5,500円
高校生以下:1,000円

チケットはこちら:
https://pia.jp/t/geigeki/

【宮城公演】
2022年12月15日(木) 開演 19:00
会場:えずこホール(仙南芸術文化センター)大ホール

【大阪公演】
2023年1月6日(金)~9日(月・祝)
会場:森ノ宮ピロティホール

【高知公演】
2023年1月14日(土) 開演 14:00
会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール

公式サイト:
https://www.purcarete-fes.jp/

『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』ビジュアル