アトレティコ・マドリーが今冬にベルギー代表MFヤニック・カラスコ(29)の売却に動く構えだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

アトレティコは、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグを最下位で敗退。これにより、決勝トーナメント進出で得られるはずだった賞金やマッチデー収入に加え、ヨーロッパリーグ(EL)行きを逃したことで、財政面で大きな問題を抱えることに。

そのため、クラブは今冬の移籍市場において財政面を補填するため、主力の売却を余儀なくされる可能性が高いという。

ここ最近では退団を希望するポルトガル代表FWジョアンフェリックスに移籍の可能性が取り沙汰されているが、確執が伝えられるディエゴ・シメオネ監督の来季以降の去就が不透明なこともあり、将来のエース候補と目される同選手のこのタイミングでの売却には前向きではない模様だ。

そこでクラブは現行契約が2024年までとなり、十分な移籍金が見込まれるカラスコの売却を検討しているようだ。

そのベルギー代表に関しては、以前から加入を希望するトッテナムに加え、ニューカッスルが依然として関心を示しており、現時点では両者が有力な新天地候補となる見込みだ。

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