ビジャレアルに所属するアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソは、負傷によってFIFAワールドカップカタール2022の欠場が決まった。8日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が報じている。

 ビジャレアルでの2シーズン目を迎えたロ・チェルソは、10月30日に行われたラ・リーガ第12節のアスレティック・ビルバオ戦で筋肉系のトラブルに見舞われると、前半25分に負傷交代。その後の11月の公式戦2試合も欠場したロ・チェルソは、まもなく開幕を迎えるW杯の舞台に向けてコンディションを見極めていたものの、このタイミングで手術に踏みきることを決断。カタールで開催される大舞台への道は閉ざされることとなった。

 W杯南米予選でも主軸の1人として活躍し、6月にイタリア代表と対戦した『フィナリッシマ』ではフル出場でタイトル獲得に貢献していたロ・チェルソ。優勝候補の一角と目されるアルゼンチン代表にとって、26歳のレフティーの離脱は大きな痛手となりそうだ。『TyC Sports』は、ロ・チェルソに代わり先発に抜擢される候補として、ブライトンで実力を証明したアレクシス・マック・アリスターベンフィカブレイク中のエンソ・フェルナンデス、ベテランのアレハンドロゴメスらをあげているが、本大会でリオネル・スカローニ監督はどのような采配を見せるのだろうか。

ワールドカップ欠場が決まったロ・チェルソ [写真]=Getty Images