2022年11月8日に発生した皆既月食は、小笠原諸島を除く多くの地域で、天王星が月の後ろに入る、天王星食も同時に見られました。
天王星食は、普段は月の明るさで観測をすることが難しいものですが、皆既月食によって月が暗くなることにより、双眼鏡や望遠鏡を使って観測ができた人が多かったようです。
日本科学未来館が『天王星食』の撮影に成功
東京都江東区にある、科学博物館『日本科学未来館』は、月に天王星が重なった『食』の瞬間の撮影に成功。
まさに『世紀の1枚』ともいえる写真をTwitterに投稿すると、多くの反響が寄せられました。
#未来館 の屋上から、世紀の瞬間が撮れました✨
— 日本科学未来館 (@miraikan) November 8, 2022
晴れて良かったー😭(本間)#皆既月食#天王星食 pic.twitter.com/APwkeECEWD
同館の屋上から撮影された天王食の写真。
小さな光の粒が、月に吸い込まれるように重なっています。
同じような光景が次に見られるのは、322年後です。生きているうちに見られることはないと思うと、胸が熱くなってきますね。
投稿は拡散され「感動した」といった声が相次ぎました。
・これはすごい…。歴史的な1枚に感動しました。
・月と天王星が並んでる写真はいっぱい見たけど、ちゃんと重なってるのはこれだけ。さすがです!
・小さい…。肉眼じゃ絶対に無理ですね。見せてもらえるってありがたい。
・貴重な1枚。この写真が、未来への記録になるんですよね。
奇跡の瞬間を撮影するために、きっと職員は奮闘したことでしょう。
小さく見える天王星から、壮大な宇宙のロマンを感じますね!
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @miraikan
コメント