ホラー映画の金字塔『13日の金曜日』の前日譚ドラマシリーズが始動し、タイトルを『Crystal Lake（仮題）』として米NBCユニバーサルのストリーミングサービス・Peacockが制作することがわかった。

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　Varietyによると、詳しい情報は明かされていないものの、“拡大版前日譚”とされているという。

　『ハンニバル』『アメリカン・ゴッズ』『スタートレック：ディスカバリー』のブライアン・フラーが脚本を手掛け、ショーランナーと製作総指揮も兼務する。また、オリジナル作品で脚本を手掛けたヴィクター・ミラーが、マーク・トベロフ、ボブ・バーサミアン、そして製作を手掛けるA24と共に製作総指揮に名を連ねる。

　ブライアンは「10歳の頃に『Famous Monsters』という雑誌で『13日の金曜日』に出会い、以来、この物語のことをずっと考え続けてきました。ホラーの分野では、A24がレベルを引き上げ、限界に挑戦してきました。彼らのもとで、クリスタル・レイクのキャンプ場を探検できることにワクワクしています」とコメントしている。

　1980年に公開されたオリジナルの『13日の金曜日』では、クリスタル・レイクで息子のジェイソンを亡くした母親が、復讐のために若者たちを血祭りに上げるさまが描かれ、55万ドルの予算に対し、6000万ドルもの興行収入を挙げる大ヒットを記録した。その後の作品ではジェイソン自身の殺戮が描かれ、シリーズ10作品と、スピンオフ『フレディVSジェイソン』などが公開された。2009年にはマイケル・ベイ製作でリメイク版が公開されている。

『13日の金曜日』前日譚ドラマシリーズ決定 　写真提供：AFLO