米女優ジェニファー・アニストン(53)が、シャネルマイクロビキニ姿で女性誌の表紙を飾った。何年にもわたり妊娠について勝手な憶測をされてきたジェニファーは、子供を授かるために不妊治療に取り組んできたというが、このほど体外受精を試みていたことを初めて明かした。また長年詮索された元夫ブラッド・ピット(58)との離婚原因についても言及し「隠すものは何もない」と肉体的にも感情的にも自身の全てをさらけ出した。

米女性誌『Allure』12月号の表紙を53歳とは思えない引き締まった体で飾ったジェニファー・アニストン。同誌のインタビューでジェニファーは、長年悩まされてきた妊娠の噂を振り返り、子供を作るために不妊治療を行っていたことをこのように明かした。

「何年も何年も何年も妊娠について色々な憶測が飛び交い…。本当に辛かったわ。体外受精をしたり、中国茶を飲んだり、何でもやったの。もし誰かが私に“自分のために卵子を凍結しておきなさい”って言ってくれていたら。でも、そんなこと考えもしなかったわ。」

以前も不妊に苦しんだことをほのめかしていたジェニファーだが、体外受精を試みていたことを初めて語ったのだ。

2000年にブラッド・ピットと結婚したジェニファーは、2005年に離婚するまで妊娠しなかったことで常に詮索されてきた。1994年から2004年までの10年間、大ヒット海外ドラマフレンズ』に出演しキャリアを築いたジェニファーはこう述べた。

「私が利己的だったなんて嘘。成功した女性が子供を産まないなんてあり得ないわ。元夫のブラッドが私のもとを去った、私達が別れた理由が、私が彼の子供を産まなかったからだなんて完全な嘘よ。」

ジェニファーはブラッドと離婚した原因が、仕事を優先しブラッドの子供を産まなかったためという噂を一蹴した。その後、2015年に俳優ジャスティン・セロー(51)と再婚したジェニファーだったが、2017年に離婚。のちに米メディア『People.com』が「2人は子供を作ろうとしたが、うまくいかなかった」と報じていた。

ジェニファーは体外受精を受けていた時期や期間などについては明かしていないが、子供ができない事実を受け入れたとしてこう語っている。

「後悔はゼロよ。子供の可能性について“もしかしたらまだ授かることができるんじゃないかしら? 多分、できるわよね?”ってもう考える必要がなくなって安堵しているの。」

ジェニファーはさらにこう続けた。

「30代後半から40代にかけて、本当に辛い経験をしたわ。もしその経験をしていなかったら今の自分はなかったと思う。だから、あの時の大変だった経験に感謝しているの。」

「体外受精について何年もの間、自分自身の中だけに留めておくようにしてきたの。世間は真実ではないことを作ってしまうから、真実を伝えた方がいいと思ったの。冬眠から目が覚めたような気分よ。今はもう何も隠し事はないわ。」

そんなジェニファーは『Allure』に掲載されている写真を自身のInstagramに投稿すると、クロエ・カーダシアンリリー・コリンズグウィネス・パルトロウリタ・ウィルソンら多くのセレブが「素晴らしい」と称賛のコメントを寄せた。

画像4~6枚目は『Allure Magazine 2022年11月9日付Instagram「When you star in a 10-year show that centers around the premise your friends are your family」「Reproductive decisions are deeply personal and often complicated.」「#JenniferAniston is not here to dissemble or dance around her truth.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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