King & Prince平野紫耀が主演を務める金曜ドラマ『クロサギ』第4話が、今夜11月11日22時より放送。第4話で黒崎(平野)は、宿敵・御木本(坂東彌十郎)とついに直接対決を果たす。そんな第4話の見どころや撮影エピソードを武田梓プロデューサーが教えてくれた。

【写真】『クロサギ』第4話 “黒崎”平野紫耀、宿敵“御木本”坂東彌十郎と6年ぶりの再会

 本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎(平野)が“詐欺師をだます詐欺師クロサギ”となって、本当の「敵」を探し出し打倒していく物語。原作は黒丸・夏原武による漫画「クロサギ」シリーズ。今作は、2013年に全42巻で完結した漫画シリーズを原作に、いわば“『クロサギ』完全版”として新たにドラマ化。

 主人公・黒崎高志郎を平野、ヒロイン・吉川氷柱を黒島結菜、そして詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和が演じる。2022年の現代を舞台に、今の日本でリアルに起こっている詐欺に「クロサギ」が食らいついていく。

 「4話はついに黒崎と宿敵・御木本との直接対決…そしてそこから数々の波乱が巻き起こります! 怒涛の展開が続き、見終わった後は色々な感情になっていると思います」と第4話をアピールする武田P。「一番の見どころは、黒崎と御木本の直接対峙のシーン。黒崎がずっと聞きたかったことを御木本に問いかけます。なぜ自分の父親は狙われたのか、何故うちの家族だったのか…。そして平野紫耀さんと坂東彌十郎さん、2人の大迫力のぶつかり合いも堪能してください。お二人の表情、声色…とにかく“画力“が凄まじいので、目を離さずご覧ください」と熱弁。

 さらに、「4話では黒崎と氷柱のコンビが最強に可愛いです。3話で氷柱の涙に直面した黒崎が氷柱に対して感じる気持ちのちょっとした変化、また氷柱の黒崎へのちょっとした興味が随所に表れて、等身大の同級生同士の2人に少しずつなっていっている様がとても可愛らしいです」と明かす。「しかし可愛い一辺倒ではないのがこの2人の切ないところで…。『自分は一人きりだ』と思っている黒崎と、『黒崎のことが分からない』と悲しむ氷柱の、お互いがお互いに対して揺れ動く繊細な気持ちも4話では描かれています」。

 中でも、注目シーンを尋ねると「さまざまな出来事を経た後、最後に氷柱が自分の思いを黒崎に伝えるシーンがあるのですが、黒崎と氷柱の覚悟が垣間見えるラストシーンになっていますので、そんな2人の行方を、どうか最後まで見届けてください」と教えてくれた。

 撮影中には印象的だったエピソードもあったそうで、「黒崎と桂木が釣り堀で話すシーンの撮影にて。撮影なので当然エサもつけず釣竿を垂らしていただけなのに、平野さんが鯉を釣り上げてしまっていました」とのこと。「『流石持ってるなぁ…』と感心するスタッフ一同でした」と振り返っていた。

 金曜ドラマ『クロサギ』第4話はTBS系にて11月11日22時放送。

金曜ドラマ『クロサギ』第4話で黒崎(平野紫耀)は、御木本(坂東彌十郎)と直接対決 (C)TBS