小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第43回「資格と死角」が11月13日(日)に放送される。三谷幸喜が脚本を務める同ドラマは、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗)が、朝廷との最終決戦に挑む最終盤に突入する。

【写真】苛立つ小栗旬“義時”にニヤニヤしながら声をかける生田斗真“仲章”

■大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とは

鎌倉殿の13人」は、義時がまだ何者でもない平凡な伊豆の若武者の時代からスタート。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝大泉洋が、義時の姉で頼朝の正室・北条政子小池栄子が、義時と八重(新垣結衣)の息子・北条泰時坂口健太郎が演じる他、義時に牙をむく後鳥羽上皇尾上松也が演じる。

また、3代目鎌倉殿・源実朝として柿澤勇人が、義時の親友・三浦義村として山本耕史が出演し、宮澤エマ、生田斗真、栗原英雄、瀬戸康史、菊地凛子らも出演。語りを長澤まさみが務める。

11月13日放送の第43回「資格と死角」では――

源実朝(柿澤)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁(寛一郎)が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫である三浦義村(山本)と共謀する。

一方、義時と実衣(宮澤)も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。そんな中、実朝の相談に対して後鳥羽上皇(尾上)から返事が届く。

――という物語が描かれる。

■鎌倉を北条から取り戻す!鎌倉殿・源実朝が夢のため動き出す

公式ホームページの予告動画では、頼家(金子大地)の次男・公暁の乳母である義村は「鎌倉殿の後を継ぐのは、若君の他はございません」と話し、公暁もほほえむ。公暁は政子に「立派な鎌倉殿になる所存です」と告げる。

一方、実朝は「京より養子を取ることにした」と告げ、後鳥羽上皇の側近・仲章(生田)は「上皇様の御子たちにあらせられます」と得意げに話す。そして、義時は、泰時に「必ずあの男が立ちはだかる」と冷静な声で語る。

さらに、公暁の言葉に感嘆している政子の姿や、あるものを見つめるのえ(菊池)の姿が見られる他、後鳥羽上皇と話す時房(瀬戸)の姿も。

柿澤勇人“実朝”の前に座る小栗旬“義時”ら/(C)NHK