【J1参入プレーオフ決定戦】
2022年11月13日(日)
13:05キックオフ
京都サンガF.C.(J1・16位/36pt)ロアッソ熊本(J2・4位/67pt)
[サンガスタジアム by KYOCERA]

◆12年ぶりのJ1を来季も続けたい【京都サンガF.C.

12年ぶりに掴んだJ1の舞台。その戦いは自らのスタイルを貫き、久々に立つトップカテゴリーでも堂々たる戦いを見せた。結果は16位。自動降格を逃れたが、J1に留まることも許されなかった。

最終節、最下位で降格が決定したジュビロ磐田との一戦。試合自体はゴールレスドローに終わったが、その結果、京都は他会場の結果に一喜一憂した。

17位の清水エスパルスが勝てば逆転され自動降格、引き分け以下なら残留という中、試合は思わぬ打ち合いに。リードし、追いつかれ、逆転されと他会場の試合展開に合わせ、京都も戦い方を変えて行った。

結果として、清水は力負けして敗戦し、京都は自動降格を免れることに。そして、最後の相手が熊本となった。

互いに指揮官はスタイルを貫く方針。どの相手にも自分たちが信じたサッカーを全力で出していく。曺貴裁監督は「自分たちを伸ばすチャンス」とこの一戦について言及。悲壮感はない。選手たちも指揮官に引っ張られ、ホームで戦えるシーズンラストマッチで躍動することだろう。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:上福元直人
DF:白井康介、井上黎生人、麻田将吾、荻原拓也
MF:福岡慎平、川崎颯太、武田将平
FW:豊川雄太、山﨑凌吾、松田天馬
監督:曺貴裁

◆初のJ1へあと1勝【ロアッソ熊本

J3から昇格して1年。熊本は、クラブ史上初のJ1にあと1つと迫る奇跡を起こしている。

プレーオフ1回戦の大分トリニータ戦は、早々に失点する嫌な流れ。さらにゴールが決まらないまま試合は終わるかと思われたが、最終盤に奇跡の2ゴール。その後追いつかれたが、2-2と引き分けた。

続く第2戦はモンテディオ山形と対戦。今度は先制したものの、すぐに逆転を許してしまう展開に。それでも後半の早い時間帯に追いつき、2-2の引き分けで終わった。

2戦連続ドロー。しかし、ビハインドになっても、盛り返す力を見せた。今回は勝利しなければJ1の切符は掴めないが、臆することはない。

大木武監督は「チャレンジャーということを全面に出す」とコメント。さらに、「1試合にかける気持ちは変わらない」と、この一戦に全力を注ぐ。

スタイルを貫き、互いにプレスの掛け合いになるだろう試合。胸を借り、そのままJ1に上り詰めたい。

★予想スタメン[3-3-1-3]
GK:佐藤優
DF:黒木晃平、菅田真啓、イヨハ理ヘンリー
MF:三島頌平、河原創、竹本雄飛
MF:平川怜
FW:杉山直宏、髙橋利樹、坂本亘基
監督:大木武



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