今月4日、21サヴェージとのコラボアルバム『Her Loss』をリリースしたラッパーのドレイク。その収録曲から7曲が「Billboard Hot 100」のトップ10にランクインしたものの、1位はテイラー・スウィフトが奪取した。これにドレイクは納得できなかったのか、「Billboard Hot 100」トップ10の一覧をテイラーの名前と楽曲を絵文字で隠した状態にして自身のInstagramに投稿。するとファンからは「みっともない」といった非難の声があがってしまった。

カナダ出身のラッパーのドレイクは、過去にリアーナジェニファー・ロペスニッキー・ミナージュなど多くの女性と浮名を流してきたモテ男としても知られているが、彼の楽曲の人気も力強くこれまでにたくさんのヒット曲を世に出してきた。

そんなドレイクがラッパーの21サヴェージとコラボした新アルバム『Her Loss』を今月4日にリリースした。そのアルバムから7曲がこのほどBillboardが発表する「Billboard Hot 100」のトップ10入り、またアルバムからではないがドレイクがソロでリリースした曲もランクインしたことで、上位10曲中8曲がドレイクの楽曲となった。

ドレイクをおさえて1位に輝いたのは歌姫テイラー・スウィフトの『Anti-Hero/アンチ・ヒーロー』で、10位にはサム・スミス&キム・ペトラスの『アンホーリー』が入った。

2位から9位を独占したドレイクがそれを報告するために「Billboard Hot 100」トップ10の一覧を自身のInstagramにアップしたが、1位を獲れなかったことにご立腹なのか、1位のテイラーの名前や楽曲名を絵文字で隠していたのだ。

10位の『アンホーリー』は隠さずにそのままだったことから、1位のテイラーに対して怒りを向けていると思われ、これにはファンから次のような批判の声があがっている。

「アルバムのリリースがテイラーのアルバム発売日と近いのは知っていたはず。テイラーの名前だけ消すなんてみっともないわ。」
「テイラーが嫌いっていうかドレイク男尊女卑なんだと思う。」
「もう大人なんだからこんな子供っぽいことしないで『テイラー、1位おめでとう』ぐらい言ってあげようぜ。」

ちなみに新アルバム『Her Loss』は発売後、ドレイクと21サヴェージが損害賠償を求められたことでも話題となった。プロモーションで2人は人気誌『VOGUE』の表紙を飾ったような写真を使用したが、同誌の出版元コンデナストは「許可していない」と損害賠償400万ドル(約5億6千万円)を求めて提訴していた。

画像2、3枚目は『champagnepapi 2022年11月14日付Instagram』『Taylor Swift 2022年10月21日付Instagram「The Anti-Hero video is HERE, which I wrote and directed.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト