俳優の北村匠海11月16日、都内にて開催された映画「そばかす」完成披露試写舞台あいさつに、三浦透子、前田敦子伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督と共に出席。「こういうのは嫌だろうなと思いながら」とサプライズ登壇した北村に、三浦が「めちゃめちゃうれしいです」と笑顔を見せる場面があった。

【写真】イケメン全開…!花束を手に登場した北村匠海

■サプライズで登場

物心ついた頃から「恋愛が何なのか分からないし、いつまでたってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらもマイペースで生きてきた主人公、蘇畑佳純を三浦が演じる本作。北村は、佳純の同僚・天藤光役で友情出演する。

登壇者と観客へのサプライズで登場した北村は、司会の呼び込みで巻き起こる大きな拍手の中、花束を持ってステージへと上がる。三浦は、驚きと喜びの入り混じった表情で北村から花束を受け取った。

■こういうのは嫌だろうなと思いながら

北村は、三浦に対して「彼女とは12年くらいの仲になるんですけど、こういうのは嫌だろうなと思いながら、今日は来させていただきました」とにやり。三浦は「めちゃめちゃうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

北村は「僕が13歳の時に、(三浦と)ドラマで一緒で。学園ドラマだったんですけど、震災とかも挟んだ時期だったので、学生みんながすごい距離の近い中で、毎日一緒にいたクラスメートという感じ」と三浦との関係を説明。

続けて友情出演を決めた理由を問われると、「まずは透子さんの初主演というところと、後はお声掛けいただいて脚本を読ませていただいて、シンプルに物語に惹かれたというところが一番大きかったかなと思います」と答えた。

また自身の出演シーンを「撮影期間はとても短い中で、最後の方に現場に行かせていただいた」と振り返り、「表裏一体と言いますか、そういう役どころだったので、ちょっとばかし緊張して現場に入ったのを覚えています」とコメント。

三浦は北村との共演に「共演自体はすごく久々で、次に共演できる時ってどんな役なんだろうなというのはお互いに思っていたところで『こういう関係性の役なんだ』っていうのが、面白くもあり、しっくりきたところでもあり、という感じです」と心境を口にしていた。

映画「そばかす」は、12月16日(金)より、新宿武蔵野館ほかにて全国公開。

◆取材・文=山田健史

北村匠海 映画「そばかす」完成披露試写舞台あいさつより/撮影=山田健史