ヴァンラーレ八戸は16日、MF中村太一(29)との契約満了を発表した。

中村は常葉学園橘高校から新潟経営大学を経て、ラインメール青森に加入。2018年から八戸でプレーしていた。

JFL時代を含めて5シーズンプレーJFLでは29試合8得点を記録。明治安田生命J3リーグでは83試合で12得点を記録していた。

今シーズンはリーグ戦9試合の出場に終わっていた。

中村はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズン限りでヴァンラーレ八戸を退団することになりました。八戸で過ごした5年。たくさんのことを経験しました」

「J3昇格を果たしたり、初めてのJリーグを経験したり、なかなか勝てずに苦しんだり、怪我をしてプレーができなかったり、色々な事がありました。そういう時、常にサポーターが一緒に喜んだり、悔しがったり、励ましてくれたりして寄り添ってくれました」

「サポーターの方々は本当にヴァンラーレ八戸というチーム、選手を好きで応援してくれているんだなと感じました。そんなサポーターがいる中でプレーできた事は、自分にとって誇りでありかけがえのない財産です」

「今回退団することが決まり、自分が想像してる以上に寂しい思いがありました。それだけヴァンラーレ八戸には思い入れがあるのだと思います。たくさんの人に支えられて、言葉では言い表すことができないくらい、ここで関わってくれた方々には感謝しています」

「そして、いつかヴァンラーレ八戸がJ2、J1で戦う日がくることを願っています。個人としてもまだサッカーは続けるので応援していただけるとありがたいです。5年間本当にありがとうございました!」

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