リーベル・プレートは16日、新監督に元アルゼンチン代表DFのマルティン・デミチェリス氏(41)との契約を発表した。契約期間は2025年12月までとなる。

デミチェリス氏はバイエルンⅡを指揮していたが、14日にバイエルンが退任を発表。リーベルの指揮官に就任することを明かしていたが、正式に契約を結ぶこととなった。

現役時代の2000年にリーベルでプロデビューしたデミチェリス氏は、2003年のバイエルン移籍で欧州上陸。バイエルンでは4度のブンデスリーガ制覇に貢献し、その後はマラガやマンチェスター・シティ、エスパニョールなどを経て、2017年夏、再び加入していたマラガで現役を引退した。

引退後は、当時マラガを率いていたミチェル監督のアシスタントコーチに就任。2019年夏からはバイエルンU-19の監督に任命され、2021年4月から現在に至るまでバイエルンⅡを指揮していた。

リーベルはマルセロ・ガジャルド監督が退任。2014年から指揮を執り、昨シーズンのリーガプロフェシオナル・デ・フットボル(アルゼンチン1部リーグ)優勝に加え、2度のコパ・リベルタドーレス、3度のコパ・アルヘンティーナなど、合計14個ものタイトルをもたらした。

その英雄ガジャルドの後任を務めるデミチェリス氏は、愛する古巣の新たな黄金時代を築くことはできるのか。

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