未来の先生フォーラム(旧・未来の先生展)実行委員会(東京都新宿区、実行委員長:宮田純也)は、令和5年1月28日(土)13:00より「文章が『書けない』大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-」(https://bunshou.peatix.com/)を完全オンライン・参加費無料にて開催することを発表します。


概要>
 自分の想いや考えを表現する「正解のない問題」が近年の総合型選抜・学校推薦型選抜において見られるようになりました。さらに、大学の初年次教育では約9割の大学がレポート・論文の書き方等文章力向上に関する授業を取り入れている現状があります。
 「文章力」の重要性が高校と大学の双方で高まるとともに、文章力の向上を目指す高大の円滑な接続・連携は国語科に限らず学校教育にとって重要な課題と考えられるのではないでしょうか。
 本プログラムでは、文章力に関する大学教育の現状や課題、実践事例を報告しつつ、高校における文章指導の意義やその指導について再考することを目指します。


<共催>
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(文章読解・作成能力検定)



<スケジュール>
・13:00-13:30
特別招待講演1.:大学における文章力指導の最前線-リメディアル教育の観点から考える現状と課題、実践事例-
塚越久美子 先生(北海道科学大学 全学共通教育部 教授)

・13:30-14:00
特別招待講演2.:文章力が切り開く生徒・学生の未来-変わる学力観の中で文章力を伸ばす教育の果たす意義と高大接続教育の可能性-
高木展郎 先生(横浜国立大学名誉教授)

・14:10-14:30
講演:どのように効果的な文章力育成を行うか?-高校・大学・企業の実践例を踏まえた手法例-
中見桂也 様(公益財団法人 日本漢字能力検定協会 普及第一部)

・14:40-15:20
開催記念パネルディスカッション:
文章が「書けない」大学生に、高校・大学は何ができるのか?-教科にとらわれず文章力を高める高大連携教育のヒント-

塚越久美子 先生 × 高木展郎 先生 × 中見桂也 様

・15:30-15:50 
参加者振り返り会 ※有料です。


<特別招待講演者紹介>

・塚越久美子 先生(北海道科学大学 全学共通教育部 教授)
1994年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(文学修士)。
2005年より北海道科学大学(旧北海道工業大学)にて、大学生のための文章表現指導に携わる。専門分野はリメディアル教育、初年次教育。
担当授業は「日本語表現法」「ビジネススキル」など。2019年度よりラーニングサポート室(学修支援室)室長を兼任。
主な著書は「進化する初年次教育」共著(2018年ひつじ書房刊)、「大学における学習支援への挑戦」共著(2012年ナカニシヤ出版)。
日本リメディアル教育学会理事。

・高木展郎 先生(横浜国立大学名誉教授)
1950年横浜生まれ。公立中、高等学校教諭、筑波大附属駒場中・高等学校教諭、福井大、静岡大を経て、横浜国立大学教授。2016年、横浜国立大学名誉教授。専門は、教育方法学、国語科教育学。授業研究、学習評価。学習指導要領(平成29年告示・30年告示)総則協力者。
平成11年・21年・30年告示高等学校学習指導要領国語協力者。評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者。
【主な著書】
高木展郎『変わる学力 変える授業』(三省堂 2015年4月)
大滝一登・高木展郎編著『新学習指導要領 高校の国語授業はこう変わる』(三省堂 2018年8月)
高木展郎編『平成30年版 学習指導要領改訂のポイント 高校国語』(明治図書 2019年3月)
高木展郎『評価が変わる、授業を変える』(三省堂 2019年5月)
北川達夫・高木展郎『フィンランド×日本の教育はどこへ向かうのかー明日の教育への道しるべ』(三省堂2020年3月)


<お申込み>
・参加無料(振り返り会のみ1,000円。未来の先生フォーラムMEMBERS会員は無料)
お申込み⇒https://bunshou.peatix.com/


【「未来の先生フォーラム」】
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【「未来の先生フォーラム」とは】
未来の先生フォーラムは、社会の動向を理解し、自ら学び、専門性を向上させたいと願う先生たちをはじめ、教育業界の関係者が来場し、相互に学び合う日本最大級の教育イベントです。未来の先生展として2017年に初めて開催し、2日間でのべ約3,000人が参加する国内最大級の教育イベントです。本イベントでは、学校教育から生涯教育まで多彩な領域の教育について学べます。2日間のイベントは、「つながる・ひろがる・うまれる」というキャッチフレーズを据えています。本イベントを通して、来場者同士が、“つながり”、その”つながり”から知識や視点が“広がり”、新たな取り組みや知識が“生まれる”場、教育のイノベーションの場でありたいという願いが込められています。

配信元企業:株式会社未来の学校教育

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