イングランド代表DFエリックダイアートッテナム)が、2022-23シーズンのハードスケジュールに言及した。16日、イギリスメディア『トークスポーツ』がコメントを伝えた。

 FIFAワールドカップカタール2022が11月・12月に行われる影響で、シーズン真っ只中の欧州主要リーグは例年以上に連戦が続く超過密日程に。ダイアーはクラブでここまでの公式戦全22試合に出場し、1試合を除いて先発出場している。

 カタールW杯イングランド代表メンバーに選出されたダイアーは、過密日程について問われると、「奇妙な状況だ。(最後のリーグ戦から)1週間かそこらで(W杯が)始まるなんて信じられない。僕はただ、家に帰って寝たいだけなんだ!」とジョークも交えてコメント。選手だけでなく、スタッフも肉体的・精神的に疲弊していることを認めた。

「1年くらい経った気もするけど、実際には6週間くらいしか経っていない。どのクラブでも、選手、スタッフ、メディカルチーム、コーチ陣、みんなにとって本当に大変な期間だった。ケガなく乗り切れただけでも僕は本当に嬉しいよ」

「もちろん、スケジュールはクレイジーだし、こんなことは人生で初めてだ。3日おきにプレーするのは、前代未聞だ。誰にとっても大変なことだったけど、それが現状なんだ」

 1966年大会以来2度目の優勝を目指すイングランド代表は、21日にイラン代表、25日にアメリカ代表、29日にウェールズ代表と対戦する。

ダイアーが過密日程に言及 [写真]=FIFA via Getty Images