「志村さんがそれ食べろ、言うて。食べるけど。で、『お疲れ様でした』言うて頭下げたら全部バーーッ出た」

 かつて志村けんさんとの酒の席で、なんと「リバース」してしまった惨状を振り返ったのは、ナインティナイン岡村隆史である。

 エピソードが飛び出したのは、11月14日放送の「なるみ・岡村の過ぎるTV」。飲みに行った際の「〆(しめ)メシ」が紹介された。

 岡村によれば、志村さんは飲んだ後、〆メシをしっかり食べていたという。そこで「さんざん飲んで、その後にめっちゃでっかいハンバーガー食べはるねん」という状況の直後、冒頭のシーンとなったのだ。

「同じペースで飲まんと、と思ってて」とした岡村は、タモリと飲んだ際の失敗も、続けて明かしている。

 タモリウイスキー好きで、誘われた店でもレアなものが出てきたとか。だが、その時の岡村は空腹状態。たまらず「アテとか何がいいんですかね」と聞くと、タモリから返ってきたのは「アテは何も合わないから。ウイスキーウイスキーだけだから」。

 さらにタモリは店員にチェイサーを頼んだのだが、出てきたのは水ではなく、黒ビール。付き合わされた岡村は30分程度でベロベロ状態に。その場は耐えていたものの、

「タモさんに家まで送ってもらって。その時も植え込みでバッサーーーッ!」

 またもやリバースしてしまったというのだ。大御所は飲み方も独特だが、付き合う側は大変である。

(鈴木十朗)

アサ芸プラス