自然の中でゴミ拾いの活動を行っている野口さんは以前、国道沿いに人間の尿が入ったペットボトルが捨てられているとTwitterで苦言を呈していました。
野口健が強く批判したポイ捨てされていたゴミに「危険すぎる」「ひどい」
2022年11月19日、Twitterで野口さんは、富士山近辺の青木ヶ原樹海の国道沿いで清掃活動をしたことを報告。
今回も尿が入ったペットボトルがあったといいますが、「特に今日の現場は酷かった」と明かしています。
劣化したペットボトルから尿が漏れ出し、周囲に悪臭がただよっていたそうです。
※人によっては不快と思われる画像があります。見る場合は『View』をクリックして表示してください。
富士山麓、青木ヶ原樹海の国道沿いにて清掃活動。今日も「尿入りペットボトル」だらけ。いや、特に今日の現場は酷かった…。劣化したペットボトルから尿が漏れ出し、周囲は強烈な悪臭に包まれ…。参加者の皆さんも唖然とされていました。この尿入りペットボトル問題、どのような対策を取ればいいのか。 pic.twitter.com/ZjIKAoSs4n
— 野口健 (@kennoguchi0821) November 19, 2022
一緒に清掃活動に参加していた人もあ然とするほど、酷い有様だったとのこと。
野口さんはいいます。
「尿入りペットボトルを捨てる人は、それを拾う人がいることを想像できないのだろうか」と。
熟成された尿は色も濃くなり、匂いも強烈になる。22年前から富士山清掃活動をスタートしましたが、尿入りペットボトルが激増したのはこの数年間か。コロナ禍によりライフスタイルの変化が影響したのかもしれませんが。尿入りペットボトルを捨てる人はそれを拾う人がいる事を想像できないのだろうか。
— 野口健 (@kennoguchi0821) November 19, 2022
野口さんがTwitterを通じて訴えた呼びかけに、さまざまな体験談などが寄せられています。
・以前、尿が入ったペットボトルを捨てている人を実際に見た時は悲しくなったな。「なんでポイ捨てしちゃうんだろうか」と。
・自分の手でゴミ捨て場に持って行きたくないからといって、ポイ捨てするのはおかしいと思う。
・最近、道路脇にもこうしたペットボトルが捨てられているのを見ます。
誰かがポイ捨てしたゴミは、自然に還っていくとは限りません。
野口さんのように、清掃活動をする人が拾い、適切な場所に捨てることになるのです。
「誰かがやってくれるだろう」と他人任せにするのではなく、自分のゴミは自分で適切に処理することが大切といえます。
[文・構成/grape編集部]
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