小泉今日子が、11月21日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催されたNetflixシリーズ「First Love 初恋」配信記念プレミアイベントに出席。満島ひかり佐藤健、八木莉可子、木戸大聖、夏帆、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ、向井理、寒竹ゆり監督と共に撮影を振り返った。

【写真】満島ひかり&佐藤健ら豪華キャストがズラリと集結!

宇多田ヒカルの名曲「First Love」「初恋」にインスパイアされた本作は、1998年から約20年にわたる“初恋”の記憶を描いたラブストーリー。満島はフライトアテンダントを目指す野口也英、佐藤は航空自衛隊のパイロット・並木晴道を演じ、「天使の恋」などを手掛けた寒竹監督が演出・脚本を務めている。

■ほぼ全編を北海道で撮影

本作に満島演じる也英の母・幾波子役で出演する小泉は「ドラマはほぼ全編北海道で撮影しました。夏の景色と冬の景色が全然違うんです。夏は緑いっぱいでお花が咲いていたり、太陽がキラキラしていたり。冬は真っ白な世界になって、その景色と同じように純粋な初恋という気持ちの裏に、ここに出ているみんなの痛み、みたいなものもドラマの中には描かれているような気がします。若い方が見ても、私のような人が見ても(笑)。キュンと胸が痛くなるような、くすぐったくなるような、そんなせりふやシーンがたくさん詰まっていましたので、ぜひ楽しみにご覧ください」と胸を張ってアピール。

■「初のおばあちゃん役です!(笑)」

また、撮影を振り返って印象的だったことを聞かれ「考えてみたら、ひかりさんと莉可子ちゃん(若かりし頃)演じる也英のお母さん役で、初めておばあちゃんにもなりました。初のおばあちゃん役です!(笑)」と、自身初となる“祖母役”に挑んだことを明かす。

続けて「小さな頃の綴を連れて、娘(也英)が帰ってきて、しばらく3人で楽しい生活をするんですけれども、その息子を手放さなきゃいけないという別れのシーンがあるんです。そのシーンが悲しくて悲しくて…。そのシーンでひかりさんがすてきなお芝居をしているんですけど、(自分は)何もできない無力なお母さんみたいな感じで、すごく印象に残っています」と、切なかったというシーンを振り返った。

「First Love 初恋」は11月24日(木)より配信スタート。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田

Netflixシリーズ「First Love 初恋」配信記念プレミアイベントに出席した小泉今日子/※ザテレビジョン撮影