森見登美彦さん、畠中恵さん、西條奈加さん、古谷田奈月さんをはじめ、
数々の小説家を輩出した「日本ファンタジーノベル大賞」。
惜しまれながらも、2013年に一度休止し、2017年に新生「日本ファンタジーノベル大賞」としてパワーアップしてカムバックした本賞の最新の受賞作が決まりました!



 令和4年10月31日に「日本ファンタジーノベル大賞2023」の最終選考会が開かれ、恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさんの三選考委員による選考が行われました。その結果、応募総数427篇より、選ばれた4作品から、圧巻の構成力を評された武石勝義さん(応募時:武石雄由さん)の、中華幻想小説『夢現の神獣 未だ醒めず(むげんのしんじゅう いまださめず)』が大賞に決まりました。

 

「小説新潮」2022年12月号に受賞の言葉、受賞作の抄録と詳しい選考の過程が掲載されております。単行本刊行は2023年初夏を予定しております。


【選評】(一部抜粋)
恩田陸さん
「登場人物もそれぞれくっきりとした存在感があり、人間臭いところも魅力的」
森見登美彦さん
「主人公たちの運命を追いかけているうちに、どんどん世界が広がっていく楽しさは物語の醍醐味だろう」
・ヤマザキマリさん
「最も登場人物たちに躍動感が感じられた作品だった」


【受賞者】
(C)新潮社
武石勝義(たけし・かつよし)
1972年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。学生時代の創作欲が四年前になって突然再燃し、以来インターネット上の様々な小説投稿サイトを中心に、作品を公開するようになる。Jリーグなどのサッカー観戦と近所のポタリングをこよなく愛する。

【受賞の言葉】(一部抜粋)
日本ファンタジーノベル大賞」という栄えある賞でまさかの栄誉に浴することが、未だに信じられません。何しろ学生時代に『後宮小説』に嵌まった私には、数少ない昔から知る賞のひとつなのです。それが三十年後にはその賞に応募して受賞するとは、当時の私に是非聞かせてやりたい。私の書いた物語を読んでいただいた皆様方には感謝しかありません。本当にありがとうございます。」


■書誌情報
【タイトル】「小説新潮」2022年12月号
【発売日】2022年11月22日
【本体価格】909円(定価1000円)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/

配信元企業:株式会社新潮社

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