ナインインチ・ネイルズのトレント・レズナーが、イーロン・マスクによるツイッターの買収及び改革を受けて、同SNSを辞めることを宣言した。

 先週土曜日の米ハリウッド・レポーター誌とのインタビューでトレントは、「間もなくツイッターから離れる。自ら介入してなんでも解決できると思う傲慢な億万長者なんていらない。イーロンを抜きにしても、全体的にひどい環境になってしまっている。自分の精神衛生のためにも離れる必要がある。あそこにいると気分が損なわれる」とツイッターを辞める理由を説明していた。

 このことがイーロンの元に届くまで時間はかからず、彼はとある支持者とのやり取りの中でトレントへのジャブを繰り出した。「速報:@elonmuskがトランプ(元)大統領のアカウントを復活させてから48時間が経過したが、世界はまだ終わっていない」と@catturd2というハンドルの保守的なユーザーが投稿。これに対しイーロンは、「そしてトレントナインインチ・ネイルズ”レズナーが実は泣き虫だということが判明した(泣き笑い絵文字)」と返信した。

 イーロンの投稿を受け、とあるナインインチ・ネイルズのファンは「お前は馬鹿なアホだ。トレントは史上最高のミュージシャンの一人だ」と反論。するとイーロンは、「正直、彼の音楽は好きだが、Etsyの方が彼にはお似合いかもね」と口調を和らげて返答した。

 ツイッターを離れていくのはトレントだけではない。サラ・バレリス、ジャック・ホワイト、トニ・ブラクストン、ウーピー・ゴールドバーグ、ジジ・ハディッド等の著名人も同SNSを辞める意向を示している。

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、ツイッターを辞めると宣言