横浜F・マリノスは24日、GK中林洋次(36)の契約満了を発表した。

神奈川県出身の中林は、横浜FMジュニアユースに所属。2005年に入団したサガン鳥栖でプロデビューを飾ると、サンフレッチェ広島ファジアーノ岡山を経て、2019年夏に地元クラブである横浜FMに期限付き移籍の形で加入。明治安田生命J1リーグ優勝に貢献すると、翌年完全移籍に切り替わった。

しかし、その後はGK高丘陽平やGKオビ・パウエル・オビンナの存在もあり、出場機会を得ることはできず。今シーズンも公式戦出場はなく、リーグ戦では一度もベンチ入りしなかった。

地元クラブの横浜FMを去ることになった中林は、クラブを通じてこれまでの感謝を述べている。

「契約満了により今年でチームを離れることになりました。僕にとってF・マリノスは地元クラブであり、ジュニアユース時代「プロサッカー選手」という夢を与えてくれたクラブでもあります。そんな思い入れのあるクラブに33歳という年齢から迎え入れてくれたことは感謝しかありません」

「なかなか自分の持ち味をピッチで発揮することができませんでしたが試合に向けて準備を続ける日々は充実した時間でした。ここで得た経験を今後のサッカー人生に活かして悔いのないものにしていきたいです。3年半あたたかい応援ありがとうございました」

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