こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

 僕はLINE公式サービストークCARE』にて、年間約1500件のペースチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。

 相談者のなかには、かつては性に奔放だった女性でも、現在はそういった“遊び”は卒業しており、結婚して子を授かり、幸せな家庭を築いているという方も少なくありません。

 今回は元ギャルで現在は二児の母となっている宮坂モカさん(27歳・仮名)が、ヤンチャ時代の過去が原因で離婚危機に至ったエピソードを紹介します。

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

◆約10年前、家に帰らず毎日渋谷で遊んでいた

 モカさんは10年ほど前、高校にはほとんど行かず、毎日ギャルサー仲間と渋谷で遊ぶ日々を送っていたそうです。ちなみにギャルサー最盛期は2000年代前半で、モカさんたちが活動していた2010年代前半はもうかなり下火になっており、彼女たちは“ギャルサーブーム最後の世代”と言えるかもしれません。

「ありがちですけど、当時はほとんど家に帰らずに毎日渋谷で遊んでました。友達とカラオケ行ったり日サロ行ったり、夜は友達の家に泊めてもらったり先輩(男)の家に泊まったり。サークルイベントのためにTwitterやってて、とにかく拡散力ほしくていろんな人と繋がってたから、知り合いの知り合いのそのまた知り合いとかって感じで人脈はどんどん広げてましたね」

◆「“ミーツ”からの“なごみ”」で経験人数増加

 モカさんは当時かなり貞操観念がユルユルだったそうで、「経験人数は数えてないけど余裕で三桁」だと言います。

「男のサークルとの合同イベ前は、週1ぐらいは渋谷で“ミーツ”(ミーティング)からの“なごみ”(飲み会)があって、そのサー人たちと居酒屋トイレとかカラオケとかで平気でしちゃってましたからね。私と女の先輩が2人でカラオケの個室で待ってて、男たちが代わる代わる順番で入って来て、1日で5、6人してあげたこともありました(笑)。あとはTwitterで知り合った男がイケメンだったら、その男の地元まで2泊3日ぐらいで行って、その男と友達を喰いまくって帰ってくる“遠征”もやってましたよ(笑)。遠征先は千葉とか埼玉あたりが多かったけど、最長で栃木の男のところまで行ったことありました」

◆ある日突然、旦那から「離婚したい」宣言…

 そんなモカさんも10代でギャルは卒業して、地元・神奈川で真面目に就職。その後、地元の中学が同じだった5歳年上の旦那さんと結婚し、幸せな家庭を築いていたのですが……。

「ある日、『お前が昔そんな感じだったなんて知らなかった。離婚したい』って急に切り出されて……。旦那は10代の頃からタトゥーを入れてるようなゴリゴリのオラオラ系だったんですけど、恋愛には硬派なタイプでした。だから、旦那も私が元ギャルだったことは知ってましたが、昔の遊びまくってた頃の話は一切してなかったんですよ。でも旦那は、私がサー人の男とか遠征先の男とかとやりまくってた話を、かなり具体的に知ってたんです」

◆判明したギャルサー時代の1つ年下の女の存在

 青天の霹靂で離婚を切り出されたモカさんはかなり焦ったそうですが、その日はなんとか旦那をなだめて保留にしてもらい、後日、冷静に考えてみると不可解な点に気付いたんだとか。

「当時の話を具体的に知ってる人間なんて限られてるんですよ。しかも、なんでその話を旦那が知ってるのかってことも不自然で。だから信頼できる友達に聞いてまわってたら真相がわかりました。私のサークルにいた1つ下の後輩で、全然イケてない女がいたんですけど、その子が今、うちらの地元でキャバ嬢やってて旦那と繋がってたみたいなんです。で、なんか怪しいな~って思って旦那にカマかけたら、案の定、不倫してました(苦笑)」

◆形勢逆転、今やモカさんのほうが離婚を検討?

 その後輩女性は旦那さんにかなり本気になってしまっており、離婚させるためにモカさんの過去を暴露したとのこと。

とりあえず私の友達総出でその女を地元界隈で水商売できなくしたあとに(笑)、二人を完全に別れさせました。あとは旦那との離婚の件なんですけど、どんなに遊びまくってたといっても私のは大昔の話で、でも旦那はリアルタイムの浮気話なわけで、どっちの罪が重いかって言えば明らかに旦那じゃないですか。だからもう旦那は平謝りで離婚の“り”の字も言わなくなりましたね。逆にコソコソ不倫してた旦那のエセ硬派な一面に愛想が尽きかけてて、私が離婚してやろうかって思ってるぐらいです(笑)

 離婚危機から一転、こちらから離婚を迫る勢いとなっているモカさんですが、10年ほど前の“遊び”の数々が今ごろになって蒸し返されてトラブルの火種になるとは、露ほども思っていなかったそうです。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービストークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter@SakaiyaDaichi

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