坂上忍がMCを務める「デマ投稿を許さない」(毎週水曜夜11:30-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の11月23日の放送回では、総合格闘家の朝倉未来をゲストに迎え、坂上との初対面が実現した。

【写真】坂上忍がMCを務める「デマ投稿を許さない」

「デマ投稿を許さない」は、坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ、禁断のトークバラエティで、毎回、異なるゲストが抱えるデマ投稿にNOを突きつけ、「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、坂上が公平な立場から解き明かしていく。

■初対面の朝倉未来

番組では、朝倉が自身のTwitterで格闘技引退をにおわせる投稿をしていたことに触れ、坂上が「これは引退宣言?」と真相を直撃した。

朝倉は「引退宣言というか、20歳くらいの時からずっと決めてたんですけど、30歳で辞めるというのをずっと公言してきてて。来年の7月で31歳になるので、いよいよ引退かなと」と投稿の真意を告白すると、坂上は「僕もどっちかというと5年後、10年後っていうのを決めて、きっちりそれどおりにやっていきたいタイプなんですけど」と共感を示しながら、「イメージ的に言ったことは有言実行するような気がするんですけど、自分的にも考えは変わってないってことなんですか?」と問いかける。この質問に、朝倉は「というよりは、格闘技って、依存がすごいんですよね…」と自身が感じる格闘技の魅力を分析した上で、「30歳までに結果を出すって意味でも、30歳で辞めるっていうのをずっと決めていた」「実際、戦ってても、命を削ってるなっていうのも感じる」と年齢と向きあいながら考えている、格闘家としてのキャリアを明かした。

■「応援してます」

バラエティに富む活動をする朝倉は、さらに「事務所を立ち上げました。日の目を浴びてない才能を有名にしていきたいと思ってます」と芸能プロダクションを立ち上げたことも報告すると、「この先、どこに向かうんですか?」と疑問を口にした坂上に、朝倉は「今、いちばんそれがやりがいを感じてて、自分の夢とかよりも誰かの人生を変えるのがすごい楽しい。それに力を入れていきたい」と語り、“30歳で引退”を公言している格闘技についても「最終章ではないですけど、追い込んで有終の美にしたい」と告白した。

そこで坂上が、「応援してます。応援っていうか、応援する必要もないくらいの人でしょ?逆に引退された後に興味がある」と格闘技引退後の朝倉の活動について興味を示すと、朝倉は「でも、僕、有名なのが嫌なので、フェードアウトすると思います」と語り始め、今後の展望について言及した朝倉のこれからに、坂上は、一瞬、驚きながらも、期待を寄せていた。

加えて、最強ボクサーのフロイド・メイウェザー選手との対戦秘話やYouTubeを始めた理由、さらに「格闘家のなかで圧倒的に多い」と話す自身のファイトマネー事情、格闘技ファンのみならず、世間から注目を集める「BREAKING DOWN」への思いなど、ここでしか聞くことのできないエピソードが、次々と明かされていった。

坂上忍と初対面の朝倉未来/(C)AbemaTV,Inc.