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Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ポケモンの技ポケモン本来の能力値の調整が行なわれた。その中で、とある系統のポケモンたちが揃って大幅弱体化したと話題を呼んでいる。


■「陰キャポケモン」が大打撃

ランクマッチやレート戦といった形で対戦を楽しむ人も多いポケモンシリーズ。毎度、新作が発売されるタイミングで技の威力や効果、技を打てる回数を表すパワーポイント(PP)が大幅に変更されることが多い。

今作でも大幅な変更が起きたのだが、中でも大打撃をくらったのは「陰キャポケモン」と呼ばれているポケモンたちだ。


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■相手の攻撃を受けきる「受けループ」

陰キャポケモン」とは、耐久と変化技に特化しているポケモンのことを指す。ダメージを与える際は攻撃技ではなく、変化技で状態異常にして、回復技で体力を調整しつつ、「まもる」や「みがわり」といった技で時間を稼ぎ、ジリ貧にして相手を倒す…といった戦法を得意としている。

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代表的なポケモンナットレイドヒドイデ、ラッキー、ヌオーポリゴン2といったポケモンが挙げられ、これらのポケモンを複数体パーティーに組み込むことで完全に相手のポケモンを封殺する「受けループ」といった構築も一定層で人気となっていた。


■主要わざのPPが激減・没収

そんな「陰キャポケモン」だが、今作からは「じこさいせい」「はねやすめ」「タマゴうみ」といった主要な回復技のPPが10から5と半分に激減。逆に「陰キャポケモン」がジリ貧状態に追い込まれてしまうのだ。

中でもドヒドイデヌオーといったポケモンは、メインウェポンであり、3割の確率で相手を「やけど」状態にする「ねっとう」が没収されてしまったため、まさに大幅弱体化となってしまった。


■「ドヒドイデにはつらいよな」の声も

これらを受け、ツイッター上では「ねっとう没収がやっぱドヒドイデにはつらいよな」「育成終わった後に気づいたんだけど、ねっとう没収痛いな」「じこさいせいPP減らされてんのかい」といったファンからの悲鳴が相次いだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也

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