結婚指輪など、ほとんど外すことがない指輪の場合、長年していると抜けなくなってしまうことがある。
指がむくんでしまったり、太ってしまったりと、その要因は様々だが、どうやっても抜けない場合は宝石店で外してくれるという。
この女性は15年以上も3連リングが抜けなかったそうで、道具を使ってようやく指輪を外すことができたようだ。
カナダに住むこの女性は、15年以上指輪を外すことができなかった。しかも困ったことに3連リングである。3つの指輪を取り外さなければならない。
女性は病院に行って医師に指輪を外してほしいとお願いしたが、緊急事態ではないので断られた。代わりに宝石店に行くように勧められたという。
そこで女性はオンタリオ州の宝石店を訪れ、指輪を外してもらうことに。
この宝石店では、指輪を外す様子をTikTokのアカウント「@jewelleryforever」に公開している。
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抜けなくなった指輪を外すための専用の道具があるようで、まずは指輪にその道具のフック部分を通し、のこぎり状の歯のついた円形のパーツをネジをまいてクルクルと回転させる。
すると指輪に切れ目が入るので、指輪は壊れてしまうが取り外すことができる。さすがに3本外すのは大変だったそうだが、無事全て外すことができたようだ。
長年指輪に圧迫されていたため、女性の指は皮がむけてへこんでおり、元に戻るまでは数週間、あるいは数か月を要するという。
実際に指輪が抜けなくなるケースは多く、多くのユーザーから、自分の体験談が寄せられた。
ある女性は、「私も同様の方法で結婚指輪を外したわ。25年間も指にはめていたのよ。でもカットした古い指輪から新しい指輪を作ってもらったわ」とコメント。
他にも「私は20年間指輪をしていたけど太ってしまったため抜けなくなってしまいました。メインのダイヤモンドを壊してしまったので、思い切って指輪をカットして外すことにしたわ」と語るユーザーや、「私は妊娠中、夏の暑い日に指がむくんでしまい指輪が抜けなくなったの。宝石店にいって泣く泣く指輪を切り落としたわ」と語るユーザーも。
例え大切な結婚指輪でも、ずっとしっぱなしではなく、定期的に外した方が指にはよさそうだ。じゃないと切り落とさなきゃならない羽目になるかも。
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I CUT OFF MY OWN WEDDING RING WITH A DREMEL
指がむくんで一時的に抜けないのであれば、石鹸を使って外す方法や、糸を通して指輪を外す方法もあるが、長年抜けないとなると、血管が圧迫され、指先に血液が流れず、放っておくと壊死する可能性もある。
なので指輪がどうしても抜けないのなら、指輪を壊すのを覚悟で消防署、もしくは宝石店にお願いするしかないかもしれない。
References:Woman gets three rings removed from her finger 15 years after they got stuck - with help from a jeweller / written by parumo
追記:(2022/11/26)本文を一部訂正して再送します。
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