村田諒太 vs ゴロフキン」戦や「井上尚弥 vs ドネア」戦といったビッグマッチを担当し反響を呼んだリングガールの天野麻菜が26日、都内でファースト写真集『なまのまな』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。


同写真集で天野は、「距離の近さ」と「親近感」をテーマに、スレンダーなのにFカップとメリハリがきいたボディーを惜しげもなく披露。笑顔や甘えた表情に加えて、時おり見せる裸への戸惑い、恥じらいの表情は臨場感に溢れ、まるで恋人のような距離感。30歳の“ありのまま”を余すところなく捉えた、刺激的な1冊となっており、本人が「最初で最後」だと言う限界裸身は必見となっている。



そんな同写真集の出版オファーがきた際の心境を尋ねられた天野は「ありがたいことにボクシングで名前がみなさまに知れ渡って、そのおかげで写真集に繋がったというのが1番大きいかなと思っているので、そういう意味ではリングガールをやれたこと、そして写真集を出せたというのは嬉しいです」と声を弾ませ、改めて、同写真集が発売された感想については「ずっと写真集を出したいという思いがあったので、ただただ嬉しいということと達成感があって、自分で手に取ったときの感極まる気持ちがありました」と喜びを噛み締めた。


また、水着カットや下着カットはもちろん、何も着けずに手で隠すだけなど、大胆なカットにも挑戦した天野は、同写真集で初めて挑戦したことはあるか聞かれると「年齢が年齢なので、かわいらしい写真だけではきっとダメだろうなということは自分でもわかっていて、昔はそれがちょっと恥ずかしいとか不安な気持ちがあったんですけど、歳を重ねるごとに自分でも落ち着きや自信を持てるようになったので、今回は大胆なカットだったり、お尻のカットなど、普段見せなかった写真を撮っていただきました」と明かし、「自分の中では恥じらいというよりは、“みんな見て!”ってくらい、自信を持って撮影をすることができたかなと思っています」と胸を張った。


お気に入りには、裸身でベッドにうつ伏せになっているカットを挙げ「撮影初日の最初の衣装から展開したカットなんですけど、撮影している最中にスタッフのみなさんに「お尻きれい!」「背中すごくいい!」ってすごく褒めていただいて“そうなのかな”って嬉しくなって、最初はみなさまの前で何も着ていない状態になるのは勇気が必要だったんですけど、スタッフの方のケアがすごくて、自信を持って撮れたかなと思います」と吐露し、自分の中では曲線美をすごくきれいに出せてよかったなと思うので、これをお気に入りにしました」とアピールした。


そんな同写真集の出来栄えを尋ねられると「85点ですかね。ここで100点を取ってしまったら私は終わるので、必ず伸びしろとして残したいなと思ったんですけど、本当に自分の中で自信を持ってみなさまにお届けできるくらい、いいものに仕上がったなと思っているので、90点くらいって言いたかったんですけど、15点くらいは残しておきたいですね」と答え、「できれば今後いろんな活動をしたいと思うので、天野はまだまだこれからだぞという意味も込めまして85点をさせていただきます」と笑顔で語った。


なお、撮影前にトレーニングなどの準備はしたか聞かれると「もともと太る体質ではなくて、筋肉質で腹筋とか割れがちで、油断すると痩せちゃったりするので、痩せないように、だけどシルエットがきれいになるように心がけて、どちらかというと鍛えるというよりは体幹をしっかりさせた上で柔らかく見える体つくりを意識して、女性が見てもいいなと思われたり、男性が見ても喜ばれる感じの体つくりを意識しました」と打ち明け、自身の体のバーツで好きなところを追求されると「もともとお尻が小さいことがコンプレックスで、お尻のカットを撮られるのが嫌だったんですけど、今回、写真集を撮るにあたって2か月くらいお尻を鍛えて、そのおかげで丸みが出たかなと思うので、今は自信を持って自分の好きな部位はお尻って言えるようになりました」と語った。


そして、リングガールを務める前と後の活動の変化を尋ねられた天野は「劇的に変わった気がしますね」といい、「4年くらいさせていただいているんですけど、3年前くらいからリングガールという名前が知れ渡ったなというのがあって、自分が功績とは思っていないんですけど、自分がやっていることも含めてリングガールという職業が伝わったのが嬉しかったですし、自分もどこに行っても「ボクシングの子だ」、「あのリングカールだ」って言っていただいたので、やってよかったなと思っていますし、リングガールのおかげでほかのお仕事にも繋がったので嬉しく思っています」とにっこり。


リングガールとしての印象的な出来事を追求されると「やっぱり村田さんとゴロフキン選手の試合で思わず泣いてしまったということで、ネットニュースにしていただいたんですけど、自分自身でも泣かないように堪えた涙ですが、それをみんなが見ていたというのに驚きがありまして、よくない意見もいただいたんですけど、どちらかというとすごく温かい意見が多くて、その意見のほとんどが「僕も感動しました」って共感していただいたり、「リングガールすら感動するんだ」って意見もあって、私もボクシングの試合の1つの何かに役立てているのかなと思ったので、今年の4月のその試合に関しては印象的でした」と振り返った。


さらに、今後の抱負を尋ねられた天野は「せっかく写真集だったり、グラビアのお仕事を久々にやらせていただけてすごく嬉しいなと思っているんですけど、まだやったことのないことの1つとしてカレンダーを出したことなくて、悔しいので毎年自費出版していたんですけど(笑)、どこかしらの出版社さんからカレンダーを出せたらいいなというのが来年の1つの目標です」と目を輝かせ、最後に写真集のPRコメントを求められると「自分の中で写真集を出すということは1つの目標だったので、それをかなえられて嬉しいなという気持ちなんですけど、たくさんの方に手に取っていただかないといけないかなと思っていますので、1人でも多くの方に天野麻菜という存在を知っていただき、そして写真集を手に取っていただいて、この子をまた応援したいなと思っていただけたらなと思います。「最初で最後」と帯に書いてあったりするんですけど、これが「最初で最後」にならないようにみなさまのお力添えがあったら嬉しいです」とお願いした。

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