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これまでにも世界各地の浜辺で不思議な形をした謎の生物や物体が見つかっているが、このほどブラジルのビーチで発見された白骨化した手のような物体が物議を醸している。それは人間の手よりも大きく、まるで“エイリアンの手”のようにも見えた。『New York Post』『The Mirror』などが伝えた。

ブラジルのサンパウロ州イーリャ・コンプリーダで現地時間20日、同地区にあるビーチを散歩していたレティシアゴメス・サンティアゴさん(Leticia Gomes Santiago)と、ボーイフレンドのデヴァニール・ソウサさん(Devanir Souza)が砂浜で奇妙な物体を発見した。

それは人間の手が白骨化したもののように見えるが、デヴァニールさんが自分の履いているビーチサンダルと物体の大きさを比べて見たところビーチサンダルよりもはるかに大きく、とても人間の手とは思えなかったという。レティシアさんは謎の物体を動画に撮影し、次のように綴ってSNSに投稿した。

「朝、ボーイフレンドとビーチを歩いていた時に、こんな手のようなものを見つけました。骨の大きさと量からして人間のものではないと思うけど、一体なんなのかしら? 」

また動画の中で、レティシアさんは「とっても大きいけど何の動物のものか分からないし、もしエイリアンのものだったら怖いわ」と話している。そんな彼女の動画を見た人たちは、1982年に公開されたSFファンタジー映画『E.T.』を思い出したようで「ETの手に見える」「間違いなくエイリアンだよ。それ以外考えられない」といった声があがった。

レティシアさんたちが発見した奇妙な物体について、ブラジルの海洋生物学者エリック・カミン氏(Eric Comin)は「水棲哺乳類で、クジライルカなどの鯨類のものではないか」と語っている。また物体の大きさから鯨類のヒレと見ており、白骨化している状態から推測するとこの生物は18か月前に海で死んだ可能性が高いとのことだ。

今回の奇妙な物体については様々な憶測があがったが、つい先日も英ウェールズで白い貝殻から長い触手が無数に伸びるエイリアンのような生物が発見された。ただしこの生物はフジツボの一種で、高級珍味だったことが判明していた。

画像は『New York Post 2022年11月24日付「Shocked couple discovers ‘alien hand’ on beach: ‘Looks like ET’s bones!’」(Jam Press/Leticia Gomes Santiago)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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