市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」。11月10日(木)の放送は、木曜レギュラーパートナー若新雄純慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が登場。最近起きたニュースを独自の視点で解説する「若新雄純の『色メガネ』」のコーナーでは、「小学校の給食中に“黙食ルール”を守らなかった児童を罰した教師の対応」について取り上げました。


木曜レギュラーパートナー若新雄純



◆黙食ルールを守らない児童への罰で教師が懲戒処分に
東京都教育委員会によると、区立小学校の男性教諭が昨年11月に、給食中に私語を止めずに「黙食ルール」を守らなかった男子児童に廊下で食事をするように指示した上で、机や椅子も廊下に出して、教室内に戻ることを18日間も許可しませんでした。この男性教諭は、男子児童に過剰な指導をしたとして、減給10分の1(1ヵ月)の懲戒処分となったそうです。



若新は、今回の件がこうして明るみになる前に「そもそも18日間も他の先生たちはこのことに気づかなかったのか」と指摘。また、一番気になったこととして、この男性教諭が都教委の調査に対して「『児童が反省していなかったから、教室に戻さなかった』と話していたこと」と語る若新。

「反省とは何か」と疑問を呈し、「反省は人から求められても素直にできるものでもないし、自分で自分について反省する・しないの自由を持っていると思う。反省は、誰にもその領域を侵されたくないものじゃないか」と声を大にします。さらに「(人から)反省を促すことはあったとしても、反省を求めることはできないと思う」とも。

男性教諭の「児童が反省していなかったから」との発言から、男子児童は廊下に出されても「行動を改めなかったのかもしれない」と推測しつつ、「反省しているかどうかはどうやって判断するのか。同級生への照れ隠しなどもあって、外から見える行動は改めていなくても内面では反省していたかもしれない」と児童側の胸中を慮ります。

続けて「その人が本当に反省するかどうかは、究極、その人の問題だから、簡単には変えられない。でも、お互いに社会を構成する人間として、行動を見直してもらったり、接し方を改めてもらったり、お願いしたり、応えたりすることはできると思う」と述べた上で、「この男子児童の本当の心の中は、この先生から見えていたものとはまったく違っていたのではないか」と主張します。

改めて若新は「反省とは、他人からは不可侵なもの」と強調。「反省するのはとても大切なことだが、子どもの反省という聖域をちゃんと育てるやり方ではないなと思って、このニュースを見ていた」と言い、「本当に反省していたかどうかはその人にしかわからない。心の中を勝手に決めつけられるのはどうかと思うが、それぐらい難しい問題。人の心と行動が一致しているとは限らない」と語りました。

<番組概要>
番組名:Seasoning~season your life with music
放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55
放送エリアTOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/38286
男性教諭「児童が反省していなかった」と過剰な罰…若新雄純「反省は外から見えない」